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コートニー・バーネットはアップルのiPhone Xのオーストラリア版CMにインエクセスの名曲“Never Tear Us Apart”のカヴァーが起用されている。

コートニー・バーネットのカヴァーは、オーストラリアで昨年末に同性婚が合法化されたことを祝福する「ファースト・ダンス」と題されたCMに使われている。

コートニー・バーネットは昨年、カート・ヴァイルとのコラボレーション・アルバム『ロッタ・シー・ライス』をリリースしているが、2015年発表のデビュー・アルバム『サムタイムス・アイ・シット・アンド・シンク、サムタイムス・アイ・ジャスト・シット』から3年ぶりとなるセカンド・アルバム『テル・ミー・ハウ・ユー・リアリー・フィール』を5月18日にリリースすることを発表している。

コートニー・バーネットは先日、オーストラリアの音楽業界の性的不品行や性差別の撲滅を求める公開書簡に署名した女性の一人として名前が挙がっている。

「私たちはしつこく愚痴を言っているわけでも、空気を壊しているわけでもありません」と公開書簡には綴られている。「私たちは自分の人生を音楽に捧げている情熱的な者たちです。数え切れない差別やハラスメント、暴力、普段からの性差別的な戯言の脅威にさらされて、歯を食いしばり、仕事をこなしてきました。しかし、今日私たちは『もうイヤだ』と言います」

公開書簡は次のように続けられている。「私たちは共にこういった問題に声を上げ、セクシャル・ハラスメントや性的暴力、性的対象化、性差別的な行為を厳しく罰することを求めます。職場や私たちの業界において、性の権利はあってはなりません。変化は今日から始まります」

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