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エリー・ゴールディングはアメリカでも有数の保守派の協議会で、極右政治家のマリオン・マレシャル・ルペンに自身の音楽を使用されたとして批判の声を上げている。

フランスの国民戦線の党首、マリーヌ・ル・ペンの姪であるアリオン・マレシャル・ルペンは、メリーランド州で現地時間2月22日に行われたCPAC(保守政治活動協議会)でスピーチを行っているが、彼女は入場の際にエリー・ゴールディングの“Burn”を使用していた。

しかし、エリー・ゴールディングは、この曲を使用することを許可していなかったことが明らかになっており、国民戦線に対して自身の音楽を二度と使用しないよう彼女は警告している。

「CPACでマリーヌ・ル・ペンに私の曲を使用する許可は与えていません。マリーヌ・ル・ペン、今後、私の音楽は使用しないでください」と彼女は綴っている。

実際には国民戦線の党首ではなく、姪のマリオン・マレシャル・ルペンが曲を使用したのだとファンから指摘されると、エリー・ゴールディングは次のように応じている。「似たようなものね」

これまでも多くのアーティストが、政治家が政治的主張を喧伝するために音楽を使用することを禁止している。

今月もイマジン・ドラゴンズが、CPACの広報活動の中で彼らの楽曲“Whatever It Takes”が使用されていたことを受けて、反応を示している。ジャーナリズム誌『マザー・ジョーンズ』の記者、デイヴィッド・コーンからその事実を伝えられると、彼らは次のように返信している。「よくないよね。曲の使用を取り下げようとはたらきかけているところだよ。注意喚起をありがとう」

エリー・ゴールディングは先日、ヴァレンタイン・デイにドン・マクリーンの“Vincent”のカヴァーを公開している。

“Vincent”のカヴァーはこちらから。

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