Andy Ford/NME

Photo: Andy Ford/NME

ミューズは現在バンドの活動拠点としているロサンゼルスの魅力について語っている。

ミューズは2月15日に最新シングル“Thought Contagion”をリリースしている。この曲のプロデュースはバンドと、『アブソルーション』、『ブラック・ホールズ・アンド・レヴァレイションズ』にてタッグを組んだ盟友リッチー・コスティが手掛けている。

新曲のリリースを受けて「Beats1」のマット・ウィルキンソンの番組に出演したミューズはインタヴューの中で、ロサンゼルスの魅力について語っている。

「いいことにしても悪いことにしてもロサンゼルスの場合、街の中心部や通りを歩いてみても分からないんだよ。みんな車に乗ってて、広がってるからね」とフロントマンのマシュー・ベラミーは語っている。「でも、そう、愛すべきビーチだったり、愛すべき天気なんかがあるわけでね。ロンドンの密度も恋しいけどさ、全部が寄り集まっているのは好きだし、都会で活発に動いている感じも好きなんだけどさ。ロサンゼルスはそういう雰囲気じゃないんだ。もっとレイドバックしてて、ゆったりしててね。都会にいる感じじゃないんだ。大都市だけど、都会にいる感じじゃないんだよね」

ロサンゼルスでUK出身のアーティストとは顔を合わせるのかという質問にマシュー・ベラミーは「うん。よく会うよ。アークティック・モンキーズの連中とも何度か会っててね」と答えている。

ドラマーのドミニク・ハワード は次のように続けている。「彼らとはつるんでるんだ。先月もパーティーにいたよ。アレックスもね。ロサンゼルスには素晴らしい音楽シーンがあって、間違いなくものすごい数のミュージシャンがいるんだ。他の大都市同様、素晴らしいロックンロール・シーンが今なおあるんだよね。素晴らしいライヴハウスもあってさ。世界中、特にロンドンでは多くのスタジオが閉鎖されているなか、レコーディングに取り組める素晴らしいスタジオもあるしね。多くのバンドにとってキャリアを始めたり、少なくとも訪れることにはなる大都市の一つだよね。すごく音楽の面で活発なんだ」

マシュー・ベラミーはさらに次のように続けている。「さらに大きな疑問はなぜテクノロジーの中心地もそこにあるのかってことだよね。テック業界のほぼ大半がシリコンバレーにいるわけでね。プレートの右端で、いつ地震によって壊滅してもおかしくないだろ? 不思議だよね。危険と隣り合わせだからリスクを冒す人とかを引き寄せる何かがあるんだと思う。僕なりに考えてみたんだけど、だから世界でもこの地域に多くの創造性が集まると思っていてね。クリエイティブ産業だけでなくテクノロジー産業でもね」

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