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エルトン・ジョンは「フェアウェル・イエロー・ブリック・ロード・ツアー」と題された自身最後のツアーについて現地時間1月24日に記者会見を行い、ニール・ダイアモンドへの感謝の思いを明かしている。

ニール・ダイアモンドは先日パーキンソン病を患ったことを受けてツアーから引退することを発表している。彼は自身の50周年ツアーの一環として今年3~4月にオーストラリア公演とニュージーランド公演を予定していたが、医師の勧めによってキャンセルとなることが発表されている。

「彼には敬意を表したいよ」とエルトン・ジョンは記者に対して語っている。さらにエルトン・ジョンは、自身のキャリアの飛躍は影響力を持っていたロサンゼルスの観客にニール・ダイアモンドが自身を紹介してくれたおかげだとして当時を振り返っている。

「(ハリウッドの老舗ライヴ会場の)トルバドールで、彼は自分から進んで僕のことを紹介してくれたんだ。というのも、彼は僕のレコードを気に入ってくれていてね。当時から彼は大スターだったし、今も大スターだよね。パーキンソン病を患って、もうツアーはしないと彼が語ったっていうのは知ってるよ。彼とはあとで個人的に連絡をとるつもりなんだけど、公の形としても、僕は彼のことが大好きだし、これまで彼が僕のためにしてくれたことには感謝してもしきれないよと言いたいね」

エルトン・ジョンは3年に及ぶ大規模なワールド・ツアーの後に引退する予定だと発表している。ツアーは今年9月にアメリカからスタートし、最後の公演は2021年に行われる予定だという。

イギリスでの公演は2019年と2020年に行われ、チケットは今年9月に発売される予定だという。ツアー予定では公演地に東京も含まれ、2019年11月~12月に行われる予定だという。

「ライブで演奏することは私を刺激し、そして世界中の観客にむけて演奏し続けられることには熱狂しながらも感謝しています」とエルトン・ジョンは声明の中で述べている。「最後のツアーに来られる長年支えてくれたファンの皆さんを楽しませるため、情熱と創造性を届ける計画をしています。ツアーからの生活に別れを告げることで、このチャプターを終わらせることを楽しみにしてます。私は子供を育てることにもっと時間を注ぐ必要があるのです」

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