リアム・ギャラガーは最新インタヴューで親であることについて語り、子供たちを説教しても彼らから言い返されることになると述べている。
元オアシスのフロントマンであるリアム・ギャラガーは、オーストラリアのカルチャー・サイト「ジャンキー」のインタヴューに応じ、「子育ての秘訣はありますか」という質問に次のように答えている。
「ないな、俺には説得力がないからね」とリアム・ギャラガーは語っている。「俺はドラッグもやるわけだしな。そういうわけで、子供たちがドラッグをやっていたところで、『ドラッグをやめなさい』なんて俺には言えないからね」
「妻や子供たち相手に離婚なんかもやって、喧嘩もしてきたし、自分の兄貴ともマトモに喋ってないんだぜ。2人の息子に『お前ら2人とも、喧嘩はやめて仲良くしなさい』って言っても、『うるさいな、自分だって兄貴とマトモに喋ってないだろ』って言い返されるからね。俺には説得力がないってわけだ」
「まあいずれ人生のどこかで、俺がたくさんのことを成し遂げたってことを知って、あいつらも俺を見直すはずだよ」とリアム・ギャラガーは続けて語っている。「俺は多くのことをやってのけたからな」
リアム・ギャラガーは先日、少年時代に虐待癖のあった自身の父親と別れたことについて語っている。
「俺が7歳の時に母親は父親の下を離れたんだ」とリアム・ギャラガーは『テレグラフ』紙に語っている。「あいつはいつも外出してて、手を上げて、母親を殴り、ノエルやポールを殴っていたんだ。俺には一度も触れなかったけどな。それで、ある夜、あいつが外出している時に、母親は兄弟を連れてきて、家財を全部トラックに載せて、あいつにマットレスだけを残して、新しい家へと行ったんだ」
「俺たち全員にとってこれはすぐにいい結果となったよね。俺はいつも外に出てサッカーをしてて、エネルギーに溢れ、塞ぎ込むことはなく、孤独でもなかった。徒党を組んでたんだ。出かけては、イタズラをしてね。常に女の子を追っかけてた。でも、一度手に入れてからは、『男どもと出かけたいな』って感じだったな」
リアム・ギャラガーは次のように続けている。「友人たちが恋しかったな。通りを上ったところに引っ越しただけだったけど、そのエリアに戻ることはなかった。というのも、父親がいつもそこらへんにいたからね。学校をサボってると、よくあいつを見かけたよ。そこらへんに立ってて、俺の友人たちなんかとタバコを吸っててね。俺たちを見かけると、追いかけてくるんだ。それで叫んでるんだよ。『お前ら、どこへ行っちまったんだ? ろくでなしめ』ってね。あいつは俺たちがどこに引っ越したのか知らなかったんだ。常に俺があいつを振り切っていたけどな」
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