Anton Corbijn / PRESS

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U2のボノは昨今の音楽シーンについて語り、全体として「ガーリー」になってきていると語っている。

U2は12月1日に通算14作目となるニュー・アルバム『ソングス・オブ・エクスペリエンス』をリリースしている。

米『ローリング・ストーン』誌でヤン・ウェナーによるインタヴューを受けたボノは「若い男性の怒りの受け皿となるのはヒップホップだけだ」と語っている。

新しい音楽をどうやって見つけているのかという質問にボノは次のように語っている。「うちのバンドは常に音楽を聴いているし、自分にも子供がいるからね。ジョーダンは音楽オタクで、インディ・オタクなんだ。イヴはヒップホップだし、イライジャはバンドに入ってるしね。彼は音楽に非常に強い気持ちを持っていてね。彼にとってはザ・フーとザ・キラーズも、ニルヴァーナとロイヤル・ブラッドも区別はないんだよ。時代的なものではないんだ。サウンドと自身の体験だよね。彼はロックンロールによる革命はもうすぐだと信じているね」

自身はロックンロールによる革命は近いと思うかと訊かれて、ボノは次のように答えている。「音楽はすごくガーリーになってきていると思うね。それにはいいところもあるしね。でも、若い男性の怒りの受け皿となるのはヒップホップだけだよね。それはよくないよ。自分は16歳の時、自分の中にたくさんの怒りを抱えてた。その受け皿を、ギターだろうが、リズム・マシーンだろうが気にせずに見つけなければならなかったんだ」

彼は次のように続けている。「とにかくロックンロールとは何かってことだよ。怒りがその中心にあるんだ。偉大なロックンロール・バンドとはそういうものを持っているもので、ザ・フーがあれだけ素晴らしいバンドなのはだからだよね。パール・ジャムもさ。エディ(・ヴェダ―)はそうした怒りを抱えているよね」

U2の新作『ソングス・オブ・エクスペリエンス』は全米アルバム・チャートで初登場1位を獲得し、新記録を樹立している。

同作はU2にとって8枚目となる全米1位を獲得したアルバムで、これまでに『ヨシュア・トゥリー』(1987)、『魂の叫び』(1988)、『アクトン・ベイビー』(1991)、『ズーロッパ』(1993)、『ポップ』(1997)、『ハウ・トゥ・ディスマントル・アン・アトミック・ボム』(2004)、『ノー・ライン・オン・ザ・ホライゾン』(2009)が1位を獲得している。

U2は最新作が全米1位を獲得したことで、1980年代、1990年代、2000年代、2010年代の作品がすべて全米1位を獲得しており、これは同チャート史上、グループとして初という快挙となっている。

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