メガデスのデイヴ・ムステインは、エンタテイメント業界のセクシャル・ハラスメントについて自身の考えを語り、バンドの元メンバーも被害にあったことを明かしている。
メガデスのフロントマンでメタリカの元ギタリストであるデイヴ・ムステインは「ザ・ジャスタ・ショウ」のインタヴューに応え、昨今のセクシャル・ハラスメントについて次のように語っている。
「いずれにせよセクシャル・ハラスメントの告発がさ、なされるべき時期になったってことだと思うんだよね」
デイヴ・ムステインはメガデスの元メンバーのセクハラ被害についても明かしている。「男もセクハラを受けるんだよ」と彼は語っている。「俺たちのファースト・アルバムをやった時を思い出すんだけど、スタジオのエンジニアの一人が(メガデスの元ギタリストの)クリス・ポーランドにセクハラしていて、クリスは辞めちゃうんじゃないかって思うくらいだったんだ」
さらに、デイヴ・ムステインは、セクシャル・ハラスメントの問題の抱える難しさについても考えを明かしている。「そういった類の問題について俺は、100パーセントこの人だって保証できる場合でもない限りは、個人的には距離を置くようにしているんだ。不可能でもあるんだよ。誰かがつらい目に合っているのか、その影響を受けているのか、あるいは同意の上だったけど、当人が考えを変えたのか、決して見極められないんだよ」
メガデスは今年5月に行った来日公演でクリス・コーネルの訃報を受けてサウンドガーデンの“Outshined”のカヴァーを披露している。
メガデスのフロントマンであるデイヴ・ムステインはクリス・コーネルについて「ロックの歴史の中でも美しい声の持ち主だった」と語っている。
観客が撮影したパフォーマンスの映像はこちらから。
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