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ケシャは現在も続いているドクター・ルークとの裁判の費用を寄付していたと伝えられているテイラー・スウィフトに対して感謝の思いを明かしている。

ケシャは2014年10月以来、プロデューサーでかつての恩師である本名をルーカス・ゴットワルドというドクター・ルークと法廷闘争を続けている。2014年10月、ケシャはドクター・ルークの「精神的操縦と、感情的な悪態と、性的虐待」を訴えてカリフォルニア州の裁判所で訴訟を起こしており、レーベルとのレコード契約からも逃れようとしていた。

その後、ドクター・ルークは名誉毀損でケシャを逆告訴していて、2016年10月にはケシャが名誉毀損の方の裁判に集中できるように、元々のケシャの訴えが取り下げられたことが明らかになっている。

今年4月には、ソニーはドクター・ルークとの関係を解消しており、7月にはドクター・ルークがレディー・ガガに対してケシャとの裁判で証言するように出廷を求める事態となっている。

米『ローリング・ストーン』誌の最新インタヴューではテイラー・スウィフトがケシャの裁判費用のために25万ドル(約2800万)を寄付したことが明らかにされていて、ケシャはテイラー・スウィフトは「めちゃくちゃ親切な心の持ち主」と語っている。

「すごくすごく思いやりがあって、すごくすごく誠実で、とてつもなく気前が良くて、私が電話をかけると毎回必ず電話に出てくれるの」とケシャは続けている。「私の母親だって必ず電話に出てくれるわけじゃないのにね!」

テイラー・スウィフト側は寄付に関して今のところ明らかにしていない。

また、米『ローリング・ストーン』誌の同じインタヴューで、ケシャは体型に悩んだ経験についても語っている。なお、法廷文書では、ケシャは自身を「デブのクソ冷蔵庫」と呼ばわりしたとしてドクター・ルークを非難していて、これについてドクター・ルークは否定している。

「少しずつ、少しずつ絶食していったことがあってね」と今回ケシャは語っている。「それで不健康になって調子が悪くなっていけばいくほど、周りのたくさんの人たちはますます私の見た目が良くなってるって言ってきたのね。彼らはまさに『あら、なんでもこのまま続けていきなさい! あなたはとても美しいし、とても魅力的よ』って感じだったの」

ケシャは7月に復帰作となるアルバム『レインボー』をリリースしている。

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