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バラク・オバマ前アメリカ大統領は現地時間8月12日に行われたチャンス・ザ・ラッパーのフリー・コンサートに祝辞を寄せている。

チャンス・ザ・ラッパーは毎年シカゴで開催されているバド・ビリケンの今年のグランド・マーシャルを務めており、その場でフリー・コンサートのチケットを配っていたという。

バド・ビリケンはアメリカにおける最古にして最大のアフリカ系アメリカ人によるパレードで、1929年から開催されている。そのグランド・マーシャルは度々セレブリティが務めており、2014年にはチャカ・カーンがグランド・マーシャルを務めている。

コンサートに寄せたビデオ・メッセージの中でバラク・オバマ元大統領は次のように語っている。「バド・ビリケンのグランド・マーシャルを務めたことについて祝辞を述べることができて、感謝の念を抱いています。私も一度務めたことがありますが、その後大統領になりました。なので、何が起こるかは分からないということです」

「ピッチフォーク」によれば、バラク・オバマ元大統領は観客に向けて次のように語ったという。「みなさん全員にバド・ビリケンのパレードというのは我々のコミュニティがどんなものであるかを象徴しているということを伝える機会を持てればと思うのです。我々の子供たちが安全であるということを確認しておきたいのです」

「子供たちが学校に戻れる準備ができていることを確認しておきたいですし、シカゴ周辺に暮らす次世代のリーダーたちを育て、気を配り、励まし、愛しているんだということを確認しておきたいのです」

バラク・オバマ元大統領は次のように続けている。「チャンス、若い人々が故郷へと戻ってくるために君がしてくれたことすべてに感謝しています」

ビデオ・メッセージの映像はこちらから。

この日のライヴにはフューチャーとジェレマイも出演して、それぞれ“Mask Off”と“Don’t Tell ‘Em”のパフォーマンスを行っている。

チャンス・ザ・ラッパーはこの日フリー・コンサートのチケットを配るのに加えて、子供たちを支援するソーシャルワークスと共にパレードに参加した子供たちに学用品の入った30000個のバックパックを寄付している。

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