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レッド・ホット・チリ・ペッパーズのドラマーであるチャド・スミスはバンドのデビュー・アルバムから33年を経て、ライヴからの引退に向かう可能性があることを匂わせている。

1988年にバンドに加入したチャド・スミスだが、シリウスXMのエディー・トランクに対して、チャド・スミスをはじめアンソニー・キーディスやフリーが50代中盤を迎えていることを踏まえ、年齢がバンドにとって障害となっていることを示唆している。

「ライヴが終わって、ヴァンに乗ってるだろ。フリーが言うんだ。『あとどれだけやるべきだと思う? 終わらせることについてはどう考えてる?』ってね」

「俺は『分からないよ』って言うんだけどさ。アルバムは作りたいよ。アルバムを作るのは今も大好きだからね。でも、ツアーについては続けられるのかは分からないね」

彼は次のように続けている。「要するに、俺たちのうちの3人、アンソニーと俺とフリーは54歳だからね。ジョシュ(・クリングホッファー)は38歳か39歳で、若いけどさ。でも、長いツアーを続けられるかは分からないね。いつもやってる1年とか1年半とかのものはね。難しい問題だけどね」

あわせて、チャド・スミスは家族との時間を作るために長いツアー日程を短くする可能性についても示唆している。

「全員、家族やいろんなことがあって、優先順位も少し変わってきてるからね。みんなにとってうまくいくことが他のバンドでもうまくいくわけでは必ずしもないからね」

「でも、あらためてさ、みんなが観に来たいと思ってくれることには本当に感謝してるし、演奏するのは大好きなんだ。今後どうなるかは分からないね」

先日、レッド・ホット・チリ・ペッパーズはミシガン州の公演で今は亡きギタリストのヒレル・スロヴァクへの追悼のためにオリジナル・ドラマーであるジャック・アイアンズと共演を果たしている。

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