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ポール・マッカートニーは「歌詞を忘れて」しまうためにライヴの前にお酒を飲まなくなったことを明かしている。

かつてザ・ビートルズやウイングスとして活動していた60年代と70年代に好んでワインやビールを飲んでいたことで知られるポール・マッカートニーだが、最新インタヴューで現在はお酒を飲まなくなったことを明かしているほか、楽屋には「チョコレートがかかったレーズン」や「カシューナッツ」などの「ちょっと摘めるくらい」の食べ物しか置いていないことを明かしている。

ポール・マッカートニーは最新のインタヴィーでライヴの前に緊張を鎮めるためにアルコールを飲むかを訊かれて、次のように答えている。「飲まないよ。昔は飲んでいたけどね。特にウイングス初期の頃のワールドツアーの最中とかはね。ただ、ライヴにいい影響はもたらしてくれないわけでさ。ただでさえ覚えられない歌詞を忘れてしまうんだよ」

「ライヴの前に食べたり飲んだりはしないんだ。身体が軽い方がいいからね。終わった後であれば重くなってもいいわけだから、お酒を飲んでもいいんだよ。ライヴの前に飲むことはないね」

「とはいえ、楽屋にちょっとつまめるくらいのちょっとしたスナック菓子は置いているんだ。チョコレートがかかったレーズンとか、それと同じくらいのカシューナッツとかね」

また、ポール・マッカートニーは先日、ティム・ミンチンとのフェイスブック・ライヴ・チャットの中でリヴァプール特有のユーモアのセンスがザ・ビートルズに与えた影響について訊かれると、ユーモアのセンスは「正気」を保つために「本当に重要」だったと明かしている。

「リヴァプール出身として、生まれながらにして巨大なユーモアのセンスに囲まれていたのは本当に重要なことだったと思うよ。いつも冗談を言ってるからね」と、ポール・マッカートニーは語っている。「父親がよく本当におかしなことを言っていてね。僕ら四人は結成した時からそういうのがバックグラウンドにあったんだよ。僕らは一緒に本当にたくさんの時間を過ごさなければいけなかったから、ユーモアのセンスにはかなり助けられたよ。おかしくならずに済んだからね」

ポール・マッカートニーは次のように続けている。「いつも言うんだけど、僕たちは素晴らしいながらも小さなバンドだったんだよ。それこそが、ザ・ビートルズをかけがえのない存在にしてくれたと僕は思ってるんだ。僕たちは、あらゆる限界をさらに広げていった素晴らしいながらも小さなバンドなんだよ」

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