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ザ・ビートルズはバンドについての著書を多数著しているケネス・ウォマックによってジョン・レノンが抱えていたヘロイン依存の問題についての逸話が明らかになっている。

ケネス・ウォマックはアメリカのニュース・サイト「サロン」に記事を寄せており、その中で1969年にジョン・レノンとオノ・ヨーコが抱えていたヘロイン依存の問題について記している。

ケネス・ウォマックは記事の中で、ポール・マッカートニーやジョージ・ハリスン、リンゴ・スターについて、1969年にジョン・レノンとオノ・ヨーコのヘロイン依存の問題に悩まされることになったと指摘している。ケネス・ウォマックによればオノ・ヨーコは、バンドが同年にリリースしたシングル“Get Back”のセッションを始める頃には、ヘロインについて二人にとっての一種のエクササイズだと冗談でよく語るようになっていたという。

「2人ともがヘロインを使っていたんだ」とケネス・ウォマックによれば、ポール・マッカートニーは語っているという。「このことは僕たちにとってかなりショックな出来事だったんだ。自分たちのことは浮世離れな奴らだと思っていたけど、そこまでだとは思っていなかったからね」

ケネス・ウォマックによれば、ジョン・レノンとオノ・ヨーコは、当時住んでいたモンタギュー・スクウェアの自宅を警察官のノーマン・ピッチャーに捜索されたことをきっかけに、よりヘロインに依存することになったという。ジョン・レノンはオノ・ヨーコが1968年に流産してしまったことをこの捜査が原因だと考えていたといい、後に流産について「本当に苦しかった」と語っているという。

一方で、ジョン・レノンは自身のヘロイン依存についてバンドメイトからオノ・ヨーコを受け入れてもらえなかったことが原因だと語っていたこともあったといい、ケネス・ウォマックによれば、彼がヘロインを使い始めたのは「ザ・ビートルズや彼らの仲間が僕たちにした仕打ちがきっかけ」だと語ったこともあったという。

ザ・ビートルズは現地時間1月30日にピーター・ジャクソン監督と共にバンドの最終期を捉えた新作映画が制作されることが発表されている。

アップル・コア社とウィングナット・フィルムズ社によって制作される本作は1969年1月2日から1月31日に撮影された最後のスタジオ・アルバム『レット・イット・ビー』のレコーディング風景から55時間に及ぶ未公開映像を基にしたものとなっている。その模様は1969年1月30日、ちょうど50年前にロンドンのアップル・コアの屋上で行われたルーフトップ・コンサートでクライマックスを迎えている。

まだタイトルのついていないこの映画の公開時期については現時点で明らかになっていないが、マイケル・リンゼイ=ホッグが監督したオリジナルの映画『レット・イット・ビー』も同様に映像修復されて公開される予定となっている。

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