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アイアン・メイデンが来たるアルバムからの新曲を、亡くなったコメディアンにして俳優のロビン・ウィリアムズに捧げていることが明らかになっている。

アイアン・メイデンは9月にニュー・アルバム『ブック・オブ・ソウルズ』をリリースするが、同作は2010年発表の『ザ・ファイナル・フロンティア』以来の作品となっている。

イタリアの雑誌に語ったところによれば、ブルース・ディッキンソンは、来たるアルバムからのお気に入りの曲がギタリストのエイドリアン・スミスとベーシストのスティーヴ・ハリスがロビン・ウィリアムズについて書いた曲であることを明かしている。

「俺の気に入っている曲は俺が書いてないんだ」とブルース・ディッキンソンは説明している。「“Tears of a Clown”って曲なんだけど、これはロビン・ウィリアムズについて書いているんだよね。俺自身、あんなに幸せそうに見えたのに、どれだけつらかったんだろうって自問自答するんだ」

ロビン・ウィリアムズは、2014年8月に、鬱とアルコール依存症と闘いながら、自殺している。

アイアン・メイデンの新作『ブック・オブ・ソウルズ』は、パリでレコーディングが行われ、バンドにとって初の2枚組アルバムとなっている。9月4日にリリース予定で、11曲を収録し、全編で92分の作品となっている。

アルバムのレコーディングはブルース・ディッキンソンが癌を患っていたため、延期されていた。ブルース・ディッキンソンは先日、完治したことを発表している。

ブルース・ディッキンソンは舌の裏側で癌細胞が成長していると診断され、7週間に亘る放射線治療と化学療法を受けている。

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