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メタリカのフロントマンであるジェイムズ・ヘットフィールドは、サウンドガーデンやオーディオスレイヴのシンガーであるクリス・コーネルが亡くなったことについて自身の思いを明かしている。

クリス・コーネルは現地時間5月17日に享年52歳で亡くなったことが代理人によって発表されている。クリス・コーネルの死について代理人のブライアン・バンベリーは「突然の予期せぬもの」だったと発表し、死因については自殺であることが明らかになっている。クリス・コーネルの家族は、彼に処方されていた薬が自殺の原因であるという可能性に言及している。

ジェイムズ・ヘットフィールドは、最新インタヴューの中でクリス・コーネルの訃報について以下のように言及している。「そうだな。あのニュースを聞いて、自分の周りの人たちにハグしたくなったよ。本当にね。バンドメイトや周りにいた家族、家で待つ家族にね。今回の一件で、誰しもが自分自身にある闇に出くわして、それに捕まってしまったような心地になってしまいかねないんだってことを気付かされたよ」

ジェイムズ・ヘットフィールドは次のように続けている。「そして、そうなってしまったらーー少なくとも俺は時々自分の闇の深さを思い知るんだけどさーー自分の闇の中に入ってしまったら、そこには自分を救ってくれる誰かがいることや、前にも乗り越えたことのある闇だってことに気が付くのは難しいんだよ。時には本当に自分を喪失してしまうことだってある。当然、俺には……クリス・コーネルが何に苦しんでいたかは分からない。けどさ、俺たちは誰しもが自分の闇を抱えているんだよ。お互いにチェックしないといけないんだ。お互いにチェックし合うんだよ。お互いが元気にやれてるか確認するんだ」

ジェイムズ・ヘットフィールドのインタヴューはこちらから。

一方、クリス・コーネルは、現地時間5月26日に行われる葬儀に先駆け、先日近親者のみで火葬が執り行われたことが明らかになっている。

クリス・コーネルの葬儀については先日、現地時間5月26日にハリウッド・フォーエヴァー・セメタリーで執り行われることが報じられていたが、「TMZ」の報道によれば、今回それに先駆けて現地時間5月23日に同会場において妻であるヴィッキー・コーネル、兄であるピーター・コーネル、友人であるリンダ・ラモーンとJ・D・キングの立会いのもとで近親者のみで火葬されたという。

また、情報筋によれば、現地時間5月26日に葬儀が執り行われた後はファンもクリス・コーネルの墓地を訪れることができるようになるという。

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