レディオヘッドは『OKコンピューター』のリリースから20周年を記念して、未発表曲を収録したデラックス盤をリリースすることを発表している。
謎のポスターが世界各地に出現し、予告のビデオが公開されたのを経て、今回、バンドは『OKコンピューター』本編とBサイドのリマスター、そして“I Promise”、“Lift”、“Big Boots”というタイトルで知られてきた“Man Of War”という3曲の未発表曲を合わせて再発することを発表している。“Lift”については2016年発表の最新作『ア・ムーン・シェイプト・プール』のために再度取り組んでいたことも明らかになっている。
今回のデラックス盤は、バンドがグラストンベリー・フェスティバルにヘッドライナーとして出演する6月23日にリリースされる。これによってグラストンベリー・フェスティバルのステージでは『OKコンピューター』に捧げたセットリストが演奏されるのではないかという噂と憶測を呼ぶ事態となっている。ボックスセットのバージョンは7月に発送される予定だという。
『OKコンピューター』の再発盤のご予約はこちらから。
http://www.oknotok.co.uk/
ボックスセットについては次のように説明されている。「冷たい倉庫での20年間を経て、暗い食器棚から捕獲され、現存しないフォーマットから救い出されて明るみにでることになりました……『OKコンピューター』:オリジナルの12曲に3曲の未発表曲、8曲のBサイドはすべてオリジナルのアナログ・テープからあらたにリマスターされています。『OKコンピューター』の燃えたアートワークのダークなイメージが印刷された黒いボックスの中身には、3枚の180g重量の12インチ盤をはじめ、多くは私たち以外見たことのない30以上のアートワークや歌詞のない1曲を除いてすべての歌詞を収録したハードカバーの本が同梱されます」
「この重量級の1冊のもとには更なる驚きがあります。当時、トム・ヨークが走り書きした104ページのノートブック、スタンリー・ドンウッドとトム・ヨークによる準備作業としての48ページのスケッチブック、そして『OKコンピューター』のセッション音源やデモ・テープからコンパイルしたミックステープのカセットも同梱されます」
テキストは次のように続けている。「故意による難解さという非難を避けるために、6月23日には23曲を320k MP3と16ないしは24-bit WAVでダウンロードすることができます。ボックスセットに入るカセットの音源もダウンロードできます」
デラックス盤のトラックリストは以下の通り。
CD1
Airbag (Remastered)
Paranoid Android (Remastered)
Subterranean Homesick Alien (Remastered)
Exit Music (For A Film) (Remastered)
Let Down (Remastered)
Karma Police (Remastered)
Fitter Happier (Remastered)
Electioneering (Remastered)
Climbing Up The Walls (Remastered)
No Surprises (Remastered)
Lucky (Remastered)
The Tourist (Remastered)
CD2
I Promise
Man Of War
Lift
Lull (Remastered)
Meeting In The Aisle (Remastered)
Melatonin (Remastered)
A Reminder (Remastered)
Polyethylene (Parts 1 & 2) (Remastered)
Pearly* (Remastered)
Palo Alto (Remastered)
How I Made My Millions (Remastered)
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