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『ニューヨーク・ポスト』紙のスマホ・アプリを使用しているユーザーは先日、おかしなプッシュ通知が表示されるようになったのことで、そのメッセージの一部はニルヴァーナの歌詞だったことが明らかになっている。
エイプリル・フールだった現地時間4月1日、アプリには「Heil President Donald Trump（ドナルド・トランプ大統領、万歳）」、「Open your heart to those you do not understand and listen to all those you fear and look down upon（あなたが理解できない人々に心を開きなさい。そして、あなたが恐れ、見下している人々に耳を傾けなさい）」といったメッセージが表示されたほか、ニルヴァーナの“Come As You Are”の歌詞にちなんだと思われる「Take your time, hurry up, the choice is yours, but don’t be late（時間をかけるか、急いでみるか、選ぶのはあなただ。ただし、遅れるな）」という一節が表示されたという。
AP通信の報道によれば、これは趣味の悪いエイプリル・フールの冗談などではなく、アプリが実際ハッキングされていたのだという。『ニューヨーク・ポスト』紙は、これを受けて、ユーザーに次のような通知を送っている。「我々のプッシュ通知システムが不正アクセスを受けました。この問題の解決に取り組んでいるところです。お詫びを申し上げます」
先日、ニルヴァーナの1991年発表のアルバム『ネヴァーマインド』が節目となる350週目の全米トップ200入りを果たしたことが明らかになっている。
3月11日付の最新の全米アルバム・チャートで『ネヴァーマインド』は134位にランクインしており、連続ではないものの、これが350週目のチャート入りとなっている。
『ネヴァーマインド』は1991年9月24日にリリースされ、その年の10月12日付のチャートに144位で初登場している。アルバムは最終的に1992年1月11日付のチャートで1位を記録している。アルバムは全米だけで946万枚のセールスを記録している。米『ビルボード』誌によれば、61年のチャートの歴史において、これは歴代8位の記録だという。
全米アルバム・チャートに最も多くの週でチャート入りを果たしている作品はピンク・フロイドの『狂気』で、この記録当時、927週を記録していた。
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