グリーン・デイのビリー・ジョー・アームストロングは、ドナルド・トランプが大統領に就任した最初の1週間について自身の考えを表明している。
ドナルド・トランプ大統領は、7つのイスラム教徒が多数を占める国からの入国を禁止したほか、人工妊娠中絶に関する情報を提供する国際組織への助成を禁じている。
グリーン・デイのフロントマンであるビリー・ジョー・アームストロングは現地時間1月28日にインスタグラムに長文のメッセージを投稿し、ドナルド・トランプの大統領令を批判しつつ、お互いに共感を示すよう訴えている。
ビリー・ジョー・アームストロングによる投稿は以下の通り。
u2h2OVuIf/gWUFyy8OWEpdyZSa3aVCqpVoVvzZZ2VTnn2wU8qzVjDDetO90GSy9mVLqtgYSy231MxrY6I2gGqjrTY0L8fxCxfCBbhWrsYYAAAAAElFTkSuQmCC); display:block; height:44px; margin:0 auto -44px; position:relative; top:-22px; width:44px;”>
「愕然としている感じなんだ。トランプが署名している大統領令は復讐のようだね。トランプは彼に抗議する人に復讐するだけでなく、彼に投票しなかった平均的なアメリカ人にも復讐をしてる。医療やイスラム教徒のアメリカ人、移民、環境保護、発言の自由、報道の自由、自身の身体をどうするか選ぶことのできる女性の権利といったものに対する無鉄砲な決定や、シカゴに連邦捜査官を送ることの示唆などは、アメリカ人として共同体を維持していくかについて再定義しようとする人物であることの兆候なんだ。これは彼の『保守的なアジェンダ』であるだけじゃない。市民的自由権への総攻撃なんだよ。彼の目的はアメリカ人としての俺たちを分断することだ。おそらく、みんな今挙げたような問題についてすべて同意できないよね。でも、いくつかは見解を一致させることができないんじゃないかな? 俺には保守的で共和党支持者の友人や親族がいる。同意できないとしても彼らの考え方は理解できる。それは彼らの権利であり、彼らの意見だからね。しかし、進歩主義的な考え方の人も、そうじゃない人も、“アメリカ人”であることでは同じなんだよ。どこでみんなが団結するかなんだよね。それは自由やユニティについてじゃないのかな? 今回の大統領がアメリカン・ドリームの概念を理解しているとは思えないんだ。アメリカン・ドリームとは、違ったバックグラウンドを持つ人間が団結するということなんだよ。どうかお互いに敬意を表してくれ。共感を示してくれ。どうかこの狂人が復讐を行うのを見過ごさないでくれ。アメリカに対してのね。敬意を。ビリー・ジョー」
グリーン・デイは先日ドナルド・トランプの大統領就任を見据えて、キング牧師記念日に“Troubled Times”の新たなミュージック・ビデオを公開している。
広告 ザ・ビートルズの新作ドキュメンタリー『ビートルズ ’64』がディズニープラスで11月29日(金)より独占配信!
Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.