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ケシャが自身の楽曲を手掛けたプロデューサーのドクター・ルークとの法廷闘争について自身の思いを明かしている。

昨年4月にケシャはソニー・ミュージックの傘下にあるドクター・ルークによるキモサベ・レコーズとの契約解除を求めたカリフォルニア州の裁判で敗れている。2014年にケシャは「精神的操縦と、感情的な悪態と、性的虐待」で訴訟を起こしていた。ドクター・ルークはニューヨークの裁判所に名誉毀損でケシャを逆告訴している。

ケシャは「ノイジー」とのインタヴューのなかでドクター・ルークとの裁判について「何かに懸命に取り組んできたのに、それを取り上げられるってすごく致命的なことなの」と語っている。

「私はこうしたことができるように、長い間猛烈に働いてきた。バック・ヴォーカルをやってきて、自分の名義で最初に参加した数曲の時は気にしてなかったの。まさに一つだけのヴィジョンを持っていたから。それでいざその立場になって、事が起こったら、取り上げられるなんて破滅的なことなの。間違いなく戸惑ったわ」

昨年5月、ケシャはビルボード・ミュージック・アウォーズでボブ・ディランへのトリビュート・パフォーマンスを行っており、今後の音楽的方向性について、ポップスターからカントリー・ミュージックへと針路変更することについても語っている。

「私はずっとカントリー・ミュージックが好きで、たくさん聴いて育ったの。だから、最近になって、自分の音楽のルーツに接近することを許したって感じね」と彼女は語っている。「これが話の一番大切な部分なんだけど、つまりこれがナッシュヴィル流のソングライティングってこと、曲こそが最も大切なのよ」

パフォーマンスで披露したボブ・ディランの“I Shall Be Released”については皮肉っぽく次のように語っている。「ものすごく感動的とか、そういうものじゃなかったでしょ。でも、この世界において私は自分の声を発見しているところなの。この3年間というのは、自分の核の部分、自分自身、そして自分の声を取り戻すものだったの」

昨年10月にはケシャの所属レーベルはまもなく新曲がリリースされることを発表している。「ニュー・アルバムの制作に時間をとっているところです。そして、全員のゴールは、これまでのケシャのリリースと調和のとれたハイ・クオリティなアルバムを届けることです。ファンと素晴らしい新曲をもうすぐ共有できればと思っています」

インタヴューの動画はこちらから。

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