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元R.E.M.のフロントマンであるマイケル・スタイプは、音楽に復帰したい心境を明かしている。

2011年のバンド解散後、控えめな活動を続けているマイケル・スタイプだが、デヴィッド・ボウイを追悼するライヴ2公演でパフォーマンスを行っている。『ニューヨーク・タイムズ』紙によれば、これらに出演したことが、音楽の世界を恋しいと思っている自分に気づかせることになったという。

「ポップ・スターダムにもう一度戻る準備が完全にできてるわけじゃないけどさ。56歳だしね」と彼は語っている。「でも、もう一度音楽に取り組んでみたいよ」

同記事によれば、マイケル・スタイプはエレクトロクラッシュ・グループのフィッシャースプーナーの新作『SIR』のプロデュースを行っているという。

先日、マイケル・スタイプは「サタデー・ナイト・ライヴ」でドナルド・トランプを演じたアレック・ボールドウィンやメディアについて、ドナルド・トランプの支持に寄与したことを批判している。

R.E.M.は11月18日に『アウト・オブ・タイム』の25周年盤をリリースされることも決定している。

デラックス盤4枚組には、1991年にサウスカロライナのマウンテン・ステージで行われたライヴ音源を収めたCDや、5.1chのハイレゾ音源、アルバムからのすべてのミュージック・ビデオ、スタジオでの様子やパフォーマンス映像が収録された1991年発表時の電子プレスキット「タイム・ピース」を収録したブルーレイが同梱される。

R.E.M.は、“Losing My Religion”、“Shiny Happy People”を収録した大ヒット作『アウト・オブ・タイム』を1991年にリリースしており、バンドは世界的な成功を収めることになっている。翌年、『オートマチック・フォー・ザ・ピープル』をリリースし、『アウト・オブ・タイム』同様、UKチャートの1位を獲得している。

R.E.M.は7月29日にも3枚の過去作をアナログ盤で再発している。1986年発表の『ライフズ・リッチ・ページェント』、1987年発表の『デッド・レター・オフィス』、1988年発表の『エポニマス』がキャピタル・レコーズ/ユニバーサル・ミュージックよりリリースされている。

『ライフズ・リッチ・ページェント』はR.E.M.にとって初めてゴールド・ディスクを獲得した作品で、2011年に25周年を記念して再発されている。バンドは2011年に31年間の活動を経て、解散している。

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