GETTY

Photo: GETTY

ドナルド・トランプの支持者が、ドナルド・トランプの猥褻なコメントに対するヒラリー・クリントンの偽善ぶりを批判しようとしている。

元ニューヨーク州副知事であるベッツィー・マッコーヒーはドナルド・トランプを擁護し、ヒラリー・クリントンが「理想」とし、「手本にしている」ビヨンセの歌詞もひどいものだと批判している。

ベッツィー・マッコーヒーは、ビヨンセの楽曲“Formation”の歌詞を例に挙げ、次のように語っている。「ヒラリー・クリントンは、その類の言語は『不快』だと感じると言ってるけど、実際は『I came to slay, bitch. When he fucked me good, I take his ass to red lobster(私はヤバイ女よ、ビッチ。彼がいいセックスをしてくれた後は、彼をレッド・ロブスターに連れていくの)』なんて言葉が好きなのよ」

「これはヒラリー・クリントンが理想とし手本にしているという大好きなアーティストのビヨンセが使ってる言葉よ。つまり、私の言いたいこと分かる? ヒラリー・クリントンがその類の言葉に不快感を覚えると話しているのは、すごく偽善的だということよ」

ベッツィー・マッコーヒーが語る動画はこちらから。

ドナルド・トランプは既婚女性に猥褻な行為をしようとしたと豪語する会話が10月7日に公開されている。そのなかで彼は次のように語っている。「俺は彼女をファックしようとしたんだ。でも、既婚者だったよ……。俺は必然的に美しい女性に惹かれるんだ。そしてキスし始めるんだよ。磁石みたいなものだな。ただキスするんだ。待つ必要もない……自分がスターであれば、女性はやらせてくれる。何でもできるよ……プッシーをつかんだりね。何でもできる」

俳優のロバート・デ・ニーロは、ドナルド・トランプの言動に対して怒りを覚え、顔にパンチを喰らわせたいと語るビデオを公開している。

来月の投票を呼びかけるビデオのなかで、ロバート・デ・ニーロはドナルド・トランプのことを「くだらない人間」、「犬」、「愚か者」、「ブタ」、「ペテン師」、「自分が何を話してるのかが分かっていないバカ」、「最低のアーティスト」、そして「この国の恥」と表現している。更に、彼は次のように続けている。「彼はアホだ。コリン・パウエルがうまく言ってたな、彼は自然災害だと……。彼は人の顔にパンチを喰らわせたいと話してるが……俺があいつの顔にパンチを喰らわせてやりたいね」

加えてロバート・デ・ニーロはアメリカ国民に対して次のように語りかけている。「投票しよう、投票しなければいけない、投票することは義務だ。深刻な状況なんだ……。この男を大統領にしないためにみんなが用心しなければならない……。僅差の勝利ではなく、彼を近づかせないように確実にコテンパンにしよう。彼はひどい主張ばかりだからね」

Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ