ED MILES/NME

Photo: ED MILES/NME

グリーン・デイのフロントマンであるビリー・ジョー・アームストロングは初の主演映画に際して、同作の脚本/監督を務めるリー・カークと一緒に9ヶ月間演技の習得に取り組んだという。

ビリー・ジョー・アームストロングは、リー・カークの手掛けた映画『オーディナリー・ワールド(原題:以前のタイトルは『ギーザー』だった)』で無期限活動休止中のバンドに在籍するパンク・ロッカーを演じている。リー・カークはビリー・ジョー・アームストロングが同作品の主演を果たせるよう演技のレッスンを受けさせたという。

「これを書いていた時は、特に頭に浮かんだ俳優はいなかったんだ」とリー・カークは「ワールド・エンターテイメント・ニュース・ネットワーク」に語っている。「最初、この役は演技もするミュージシャンじゃなくて、音楽を演奏できる俳優にしようと思ってたんだ。でも、今回はすごくうまくいったんだよね」

「素晴らしいアイデアだと思ったよ。あんな感じの役を演じる彼を見れてね。彼は意欲的だったんだ。彼によれば、エージェントがたくさんの資料に目を通すよう送ってきたが、これが初めて彼の興味を引いたと言ってくれたんだ」

「演技については、彼と9ヶ月間一緒に取り組んだんだ。僕はただ、彼に準備万端にしておいてほしかっただけさ。誰と共演するシーンでも、役になりきって、素直な演技ができるようにね」

共演者のジュディ・グリアもビリー・ジョー・アームストロングに賛辞を送っている。

「ビリー・ジョー・アームストロングと一緒に仕事がしたかったの。彼は最高よ」とジュディ・グリアは最近、通信社プレス・アソシエーションに語っている。「昔からグリーン・デイのファンだったの。彼は才能があって彼を見てるのも共演するのもとても楽しかったわ」

「彼は本当に素敵なの。とても普通の人よ。彼は息子さんたちのことも奥さんのことも飼っている犬たちみんなのことも愛しているの。そして、音楽を演奏することが本当に大好きなのよ。彼には最高の役だと思ったわ」

映画『オーディナリー・ワールド』は10月14日よりアメリカで公開される。

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