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R.E.M.のフロントマンであるマイケル・スタイプがチェルシー・マニングを支援するビデオを公開している。チェルシー・マニングは米陸軍の兵士で、国家機密情報をウィキリークスに漏らしたとして服役している。

チェルシー・マニングは現在、カンザス州のレヴンワース砦にある軍刑務所におり、先週からは刑務所での処遇について不服を示してハンガー・ストライキを行っていたが、彼女が性同一性障害の治療を受けることを陸軍側が認めたことを受けて、ハンガー・ストライキをやめることを発表している。

チェルシー・マニングは、米国自由人権協会を通じて文書を公開している。「結果として、軍は正しいことをしようとしているので、私は当分の間は安心していられそうです。私は軍に拍手を送ります。私が唯一望んでいたことは、軍に私が私らしくいられることを認めてもらうことです。しかし、なぜそのような権利がこれまでの長い間認められていなかったのかと、疑問に思わずにはいられません。そして、どれだけ抜本的な対策が必要とされていた?と疑問に思っています」

マイケル・スタイプは、チェルシー・マニングのハンガー・ストライキの中止報道の以前に、彼女を支援し、彼女の公正な処遇を求めるための請願書への署名を求めるビデオを公開している。

このビデオの中でマイケル・スタイプは、彼は「すべての人についての人権を支援」するとして、「アメリカの愛国者」としてチェルシー・マニングを支援することは彼にとって義務であると語っている。

「刑務所内で数年にわたり不当な扱いを受けた後でもなお、彼女は惜しくも自分らしく生きようとしているんだ」とマイケル・スタイプは続けている。「彼女が必要としている治療を与えるどころか、代わりに政府は彼女に底知れない孤独という脅威を与えているんだ」

そしてマイケル・スタイプは、彼女の「正義に反する」「非公正な」処遇に言及し、「止めなければならない」と語り、視聴者へ請願書への署名を促している。

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