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フランク・オーシャンの弟ライアン・ブローが、自身を誘拐することで兄であるフランク・オーシャンを恐喝し、待望のニュー・アルバムをリリースさせようとするファンの計画に反応を示している。

大きな評価を獲得した2012年のデビュー作『チャンネル・オレンジ』に続く作品として期待されているアルバム『ボーイズ・ドント・クライ』は当初、2015年7月にリリースされると予想されていたが、リリースされず、代わりに今年の7月にはリリースされるだろうとファンは推測していた。その7月も既に過ぎており、8月5日にはアップル・ミュージックを通じてストリーミング配信されるであろうことが報じられていたにもかかわらず、アルバムはまだ届けられていない。

あるレディット・ユーザーは先日、自ら問題の解決に取り組もうと考え、次のようなメッセージを投稿した。「皆さん、完璧なアイデアを思い付きました。ライアンを誘拐してフランクのアルバムがリリースされるまで彼を返さないっていうのはいかがですか」すると他のユーザーが皮肉を込めて反応したため、さらにそのユーザーはこう続けている。「私たちといれば彼は大丈夫ですよ。私たちは責任ある大人なんですから」

フランク・オーシャンの弟ライアンはレディットのスレッドのスクリーンショットをツイッターに投稿し、「兄よ」とキャプションを付けている。「クソな発言が状況をどんどんヤバくしてるな」というコメントに対しては「ショックだね」と応じている。

昨年8月に弟のライアンはフランク・オーシャンのニュー・アルバムを待ち望んでいるファンにリック・アストリーの“Never Gonna Give You Up”のリンクを送る、いわゆるリックロールで対応している。

今週すでに『ボーイズ・ドント・クライ』のアルバムに付いてくると予想されている雑誌もオンライン上にリークしている。

先日のライヴ・ストリーミング配信でフランク・オーシャンの新作はすぐにリリースされるものと見られていたが、ファンは11月にリリースされるのではと推測している。

フランク・オーシャンは7月に「期日」と書かれたライブラリー・スタイルのカードを投稿しており、新作が15回以上延期されてきたことが示唆されている。その中で、2016年7月に赤のスタンプが押されていたため、この時期にアルバムが到着するだろうと信じられていた。

『フューズ』によると、そのカードには2016年11月13日に黒のスタンプが押されており、この日が本当の発売日になるのではないかと見られている。

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