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現地時間4月19日にアメリカのニューヨーク州で大統領選挙の予備選挙が行われたが、ヴァンパイア・ウィークエンドのエズラ・クーニグは今回の選挙方式について痛烈に批判している。

アメリカの予備選挙は特定の政党に登録した有権者だけが投票できるクローズド方式で行われており、この有権者登録の締め切りがニューヨーク州の場合、10月9日とアメリカの全州で最も早かったことをエズラ・クーニグは問題にしている。

10月9日までに民主党に登録変更をしていなかった場合、ニューヨーク州の予備選挙で民主党のバーニー・サンダースもしくはヒラリー・クリントンに投票することはできない(なお、新規の有権者登録は3月25日までの締め切りとなっていた)。

エズラ・クーニグは、「これが明日の予備選挙の結果を根本的に変えるかどうか言えないが、そうなると感じている。どちらにせよ、これは民主主義なんかじゃない」とツイッターで述べている。また別のツイートでは、エズラ・クーニグはニューヨーク市長のビル・デブラシオに対してこの問題について働きかけるように呼びかけており、さもないと「僕の敵対者のリストのナンバー1」になるとしている。

エズラ・クーニグによるツイートは次のとおり。

「ニューヨークの予備選挙はふざけている。民主党員としての登録の締め切りは10月9日だった。これは国内の全州で最も早い締め切りだ。10月9日はニューヨーク州予備選挙の半年前、アイオワの党員集会の3ヶ月前、そして、最初の討論会の5日前だ。

僕たちの選択はこの2大政党システムですでに制限されている。だが、ニューヨークの無党派層は民主党員として投票する前に、討論会をいくつか見て、候補者を知ることさえもできないのか? 党がこの選挙で何を訴えているかという重要な情報を得る前に、僕たちは党に忠誠を誓わなければならないって?

何百万人という有権者がこの予備選挙に投票できないなんてばかげている。彼らの多くはおそらく前回の選挙で民主党に投票しただろう。これが明日の予備選挙の結果を根本的に変えるかどうか言えないが、そうなると感じている。どちらにせよ、これは民主主義なんかじゃない」

「ニューヨーク州の予備選挙はふざけている。誰が勝ったって、こんなのくだらない。これは有権者の弾圧だ」

「ビル・デブラシオよ、あなたは僕が知ってる中で唯一選挙で当選したニューヨークの民主党員だ。(俳優のスティーヴ・ブシェミによろしく)この問題について働きかけてほしい。さもなければ、僕たちは今から敵同士だ」

「僕はあなたを即刻僕の敵対者のリストのナンバー1にしたくない。だが、あなたはニューヨーク市長だ。なんとかしろ」

「新しい有権者は3月に民主党員として登録できる。なのに、無所属の有権者は10月に登録しなければならないんだ」

「まあ仕方ないね。理想的ではないけど、思っていたのよりマシ」

「何百万人だぞ」

「何百万人だとは思わないけど。ニューヨークシティのほとんどの人はクローズド方式の予備選挙だと知ってるでしょ?」

「僕は、そのクローズド方式の予備選挙がふざけてると言っているんだ」

「そして、十分な情報を得て登録した有権者のための予備選挙であるべきだ(多くの他の州のように)。これで民主主義にさらに近づくんだ」

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