
Photo: PRESS
ダフト・パンクのトーマ・バンガルテルはAIを使って音楽を作ることについて自身の見解を語っている。
トーマ・バンガルテルはシャネルのグローバル・アート&カルチャー部門の責任者であるヤナ・ピールとのインタヴューでAIを使って音楽を作ることに興味はないと語っている。「AIは現時点では結果にばかり焦点を当てています。すべてはアウトプットなのです。私のクリエイティヴなプロセスはアウトプットだけが決して主眼ではありません」
トーマ・バンガルテルはAIの使用は音楽制作の「ショートカット」にして、「クリエイティヴなプロセスを迂回する手段」であり、音楽から驚きや人間らしさを奪ってしまうものだと語っている。「自然かつ直感的、そして本能的な方法でプロセスを維持していく営み全体こそがアウトプットなのです」
「実のところ、私が最も面白いと感じているのはクリエイティヴなプロセスなのです」とトーマ・バンガルテルは続けている。「自分が情熱を注げるそうした瞬間を回避したい理由なんてあるでしょうか?」
先日、トーマ・バンガルテルは今後ライヴのためにダフト・パンクを再結成させる予定はないと語っている。
『ザ・タイムズ』紙の新たなインタヴューでトーマ・バンガルテルはダフト・パンク以外で「他に探求すべきことがある」と語っている。
ライヴのためにギ=マニュエル・ド・オメン=クリストと共にグループを再結成させる可能性があるかと訊かれると、トーマ・バンガルテルはそれを否定しつつも「長年の活動を通して台無しにすることなくできたことに満足している」と語っている。
トーマ・バンガルテルはダフト・パンクの時代についても振り返りながら、次のように語っている。「あれはキャラクターを作り出し、フィクションと現実の境界線を曖昧にする、ほとんどパフォーマンス・アートのようなものだったんだ」
「音楽の歴史は実りあるパートナーシップで成り立っているが、大抵は私たちのやった28年間よりも短かったりする。素晴らしいものだったけれど、キャラクターを続け、それを台無しにしないようにするのは本当に難しいことになっていたんだ」
トーマ・バンガルテルは16人のダンサーによるバレエ作品のアルバム『ミラージュ』を6月5日にリリースしている。
Copyright © 2026 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.



