Photo: Neva Wireko

ケレラは来たるニュー・アルバムより新曲“Point Blank”の音源が公開されている。

新曲“Point Blank”は7月10日にリリースされる通算3作目となるニュー・アルバム『ニュー・アヴァター』に収録される。

“Point Blank”の音源はこちらから。

“Point Blank”は恋愛関係におけるミソジノワール(黒人女性に対する性差別と人種差別が交差した差別)がもたらす感情的な重荷と、自分の思いやりを無尽蔵の資源だと勘違いする相手を愛し続けることの労力に焦点を当てた楽曲となっている。

ケレラは次のように語っている。「まず前提となる力関係として、男性の自己制御の不十分さを私たちが耐え受け止めることが期待されている構造がある。多くの人が抱いているのは、こちらが十分に受け止め続ければ、その姿勢が少しずつ相手に伝わり、やがて何らかの気づきが生まれ、感情的な成熟につながるのではないか、という期待。だけど実際には、こちらが期待に応えれば応えるほど、彼らはそれを当然のものとして受け取るようになる。私たちはその悪循環から抜け出せない構造に完全に嵌まり込んでいる」

新作についてケレラは次のように語っている。「シンガーソングライター/アーティストとしての私の原点が『ニュー・アヴァター』を制作する過程で経験したカタルシスの背景にある。私が最初に曲を書いたのはパンクハウスだった。当時いたインディ・シーンは、頭の中で聴こえていたジャンルの交差点を探求する実験の場を与えてくれた。そこにいた若者たちは完璧にやり遂げることなんて気にしていなかったから、曲に時間をかけすぎることもなかった。正直なところ、失敗することや、どうでもいいという態度を持つこと、そもそも完璧でなければという強迫観念を解体することが大切にされていた。そのおかげでプレッシャーから解放され、アーティストとしての最初のヴィジョンが開花した。今回の作品でも同じアプローチを取った。強い意図を持って進みながらも、アーティストとしての出発点に火をつけてくれた自由さと自然な衝動を捉えること。このアルバムであなたが受け取るのは、新たなレベルの確信をもって表現された、私の世界の別の一面。愛と献身という形をとることもあれば、怒りという形をとることもある」

新作にはピンクパンサレス、A・K・ポール、フーシェーも参加している。

新作のトラックリストは以下の通り。

01 “idea 1”
02 “point blank”
03 “goin down”
04 “outta time” (feat. A. K. Paul)
05 “against me”
06 “crystalize”
07 “retaliation lullaby”
08 “linknb”
09 “don’t piss me off”
10 “new life forms” (feat. Fousheé)
11 “the bridge” (feat. PinkPantheress)
12 “if we meet again”

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