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ブラック・サバスはアースというバンド名で活動していた初期の音源より3曲が公開されている。

オジー・オズボーン、ギタリストのトニー・アイオミ、ベーシストのギーザー・バトラー、ドラマーのビル・ワードは1968年にバンドを結成しており、当初はザ・ポルカ・タルク・ブルース・バンドという名前だったが、その後アースというバンド名で活動していた。

1969年にアースはバーミンガムのゼラ・スタジオでデモ音源をレコーディングしているが、この音源は正式にはリリースされていなかった。その後、バンドは1963年公開のイタリアのホラー映画にちなんでバンド名をブラック・サバスに変更している。

ブラック・サバスは最後のライヴが7月5日に行われることが決定しているが、アース名義で1969年にレコーディングしたデモ音源が『アース:ザ・レジェンダリー・ロスト・テープス』のタイトルで7月25日にリリースされることが発表されていた。

公開された音源はこちらから。

『アース:ザ・レジェンダリー・ロスト・テープス』はバンドの初代マネージャーだったジム・シンプソンが監修を務めるという。

「ブラック・サバスになる前、バンドはアースという名前で知られていました。ブルースを基調としたパワフルなバンドとして既に名を知られていました」とジム・シンプソンは述べている。「今回の新しいリリースはその時代の稀少な初期の音源で、長年失われていたテープをリマスターしたものになります」

「これらの音源は彼らが最初から素晴らしい音楽を生み出していたことを明確に示すものです。これらの音源は1969年にバーミンガムのゼラ・スタジオでレコーディングされました。彼らのスタイルが急速に進化していたため、リリースを控えていました」

「今回57年を経て、これらの音源はより重要な意味を持ち、バーミンガム出身の10代後半の若者たちだった4人が、優れたミュージシャンであり素晴らしいバンドであり、後に訪れる成功に値する存在だったことを示しています」

ブラック・サバスは最後のライヴに向けてバーミンガム市の名誉市民の称号を授与されたことも明らかになっている。

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