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レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのギタリストであるトム・モレロはロサンゼルスで行われているアメリカ移民関税執行局(ICE)への抗議運動に参加して、「ロサンゼルスを守ろう」と呼び掛けている。

トム・モレロは現在ロサンゼルスを席巻しているICEによる一斉摘発に対する抗議デモに参加した日の様子をインスタグラムに投稿している。ロサンゼルスで続いているこの抗議デモに対してドナルド・トランプ大統領が州兵を派遣したことは抗議者から多くの批判が寄せられており、カリフォルニア州知事のギャヴィン・ニューサムは「錯乱した妄想」と評している。

トム・モレロは投稿された写真で「ロサンゼルスを守ろう」と描かれたプラカードを手にしており、Tシャルには「アメリカのファシズムを破壊せよ」と描かれている。トム・モレロは「立ち上がれ」、「組織となって、団結して、守ろう」と描かれたプラカードも手にしており、「ナチスの命はどうでもいい」と描かれたTシャツの写真も投稿されている。

トム・モレロは動画の中で「警官たちは引き返していった。何がやってくるかを見てね」と語り、メキシコの国旗を掲げてデモ行進を行う群衆にカメラを向けている。

トム・モレロは「恐怖の影でロサンゼルスは立ち上がる。体制が守らない時に人々を守ってくれる」と描かれたイラストも投稿している。

ドーチーは現地時間6月8日に開催されたBETアウォーズの受賞スピーチでドナルド・トランプ大統領による一斉摘発を批判している。

「法と秩序という名の下に私たちのコミュニティに恐怖と混乱を生み出している無慈悲な襲撃がありました」とドーチーは語っている。「ドナルド・トランプ大統領は抗議を止めるために軍まで使っています」

「抗議という民主的な権利を行使する度に軍を派遣する政府がどんな風に見られるのか考えてほしいのです」

グリーン・デイのビリー・ジョー・アームストロングもICEによる一斉摘発を批判しており、ウェイモの自動車が燃やされている動画にグリーン・デイの“Fuck Off”を乗せて投稿している。

一方、フィニアスは平和的な抗議デモに催涙弾が撃ち込まれたとして「ファックICE」と述べている。

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