
Photo: GETTY
コールドプレイのクリス・マーティンはグローバル・シチズンの活動の一環としてFIFAクラブ・ワールド・カップのハーフタイム・ショーに出演するアーティストを発表している。
現地時間6月9日、FIAとグローバル・シチズンは7月13日にニュージャージー州メットライフ・スタジアムで開催されるクラブ・ワールド・カップの決勝戦でハーフタイム・ショーを行うアーティストを発表している。ハーフタイム・ショーにはJ. バルヴィン、ドージャ・キャット、テムズが出演することが決定しており、その模様を含めクラブ・ワールド・カップはDAZNで全世界配信される。
ハーフタイム・ショーはクリス・マーティンがキュレーションを手掛けるもので、長年グローバル・シチズンのインターナショナル・キュレイターを務めてきた一環となっている。
J. バルヴィンは出演について「私のため、ラテン・カルチャーのため、大きな夢を持った子どもたちのために」と語っている。先日、クラブ・パートナーとしてサンディエゴFCの集団オーナーとなったテムズは次のように続けている。「美しい瞬間のために世界を結束させたいと思っています。サッカーを祝い、音楽が届ける一体感を感じながら、FIFAグローバル・シチズン教育ファンドを通じて、多くの子どもたちの生活をよりよいものにできればと思います」
「FIFAクラブ・ワールド・カップの決勝でみなさんに会うのが待ちきれません」
主催者は初めてFIFA公式で今年7月に開催されるクラブ・ワールド・カップがクラブサッカー大会として史上最多のグローバルな視聴者を集めることを目標に掲げている。このイベントはFIFAグローバル・シチズン教育ファンドを支援するものとなっている。
FIFAグローバル・シチズン教育ファンドは世界中の子供たちに質の高い教育とサッカーの機会を提供するため1億ドルを集めるもので、今夏アメリカで開催されるFIFAクラブ・ワールド・カップの試合のチケット1枚につき$1がこの基金に寄付される。
「サッカーと音楽が世界を結びつける特別な機会に一緒に歴史を作っていきましょう」とFIFA会長のジャンニ・インファンティーノは述べている。「ハーフタイム・ショーは忘れられないものになるでしょう。それは単に記念すべき夜のスペクタクルというだけでなく、その持続的な影響力においてもです」
先日、コールドプレイは2026年のワールドカップで行われる初のハーフタイム・ショーで出演者の選考に協力することも明らかになっている。
来年のワールドカップはアメリカ、カナダ、メキシコの共催となり、決勝戦は2026年7月19日にニュージャージー州のメットライフ・スタジアムで行われる。ハーフタイム・ショーはスーパーボウルのハーフタイム・ショーと同形式で行われる予定となっている。
チャンピオンズリーグの決勝戦といった特定の試合では試合前にパフォーマンスが行われることは一般的となっているが、試合中の休憩時間に正式なパフォーマンスが行われたことはこれまでにない。
スーパーボウルのハーフタイム・ショーではアーティストがサプライズのゲストと共に15分間のパフォーマンスを披露している。通常、ステージや機材の設置や解体も含めて25分から30分の時間が割り当てられている。
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