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スリーフォード・モッズとホット・チップはコラボレーションによるシングル“Nom Nom Nom”と“Cat Burglar”が公開されている。

スリーフォード・モッズとホット・チップはウォー・チャイルドとの取り組みで7インチとストリーミング・サービスでフレンドリー・レコーズより2曲をリリースしている。両曲は共にロンドンのアビイ・ロード・スタジオでレコーディングされている。

ホット・チップはスリーフォード・モッズを招いて、アビイ・ロード・スタジオによる「ロック・イン・セッションズ」という企画に参加しており、レコーディングの模様はショート・フィルムとして撮影されている。

リード・トラックの“Nom Nom Nom”はプレス・リリースで「両者の最高の特徴を組み合わせ、ダンスフロアでもモッシュピットでも楽しめる、上品でありながらエッジの効いたグルーヴを生み出している」と評されている。

両曲の音源はこちらから。

スリーフォード・モッズのジェイソン・ウィリアムソンは今回のコラボレーションについて次のように説明している。「当日は出たとこ勝負で、自分たち自身をそれに委ねたんだ。“Nom Nom Nom”はアンドリュー・ファーンのキーボードのリフに歌詞としては最新作『UKグリム』の延長で、ホット・チップがその上に積み上げていく形で、アレクシス・テイラーによる素晴らしいコーラスで締めくくられるんだ」

ジェイソン・ウィリアムソンは“Cat Burglar”についてはプログレッシヴ・ロックがB-52ズのジャムと出会って、現代人の経験という狭い通路を掘り下げたものと評している。

ホット・チップは次のように続けている。「アビイ・ロード・スタジオで1日でこれらの曲を作ったのは素晴らしい体験だった」

「計画もなく行ったんだけど、すぐに協調的な形で一緒に取り組み始めることができて、多くの即興があった一方で、エゴはほとんどなかった。スリーフォード・モッズが参加してくれたことに感謝しているし、その成果については誇りに思っているんだ」

スリーフォード・モッズはフレンドリー・レコーズがウォー・チャイルドと共にプロジェクトに参加しないかとアプローチしてきた時にこれらの曲が完璧に合うと思ったと語っている。アーティストのデヴィッド・シュリグリーがアートワークを手掛けている。

ジェイソン・ウィリアムソンは次のように語っている。「デヴィッド・シュリグリーによるアルバム・ジャケットは音楽と歌詞を完璧に体現していて、完璧な最後の一手だね」

「クリエイティヴィティ以外でも最も重要なのはこの曲がウォー・チャイルドに寄付されることだ。世界が混沌としている時に彼らは重要な仕事をしてくれている。混沌を解決できなくても、少しでも助けになることはできる」

アビイ・ロード・スタジオのマーク・ロバートソンは次のように語っている。「ホット・チップとスリーフォード・モッズを初めて一緒にしたことで、2つのバンドがスタジオを境界のないクリエイティブなプレイルームとして使ってもらうことができました。クリエイティヴとコラボレーションにとって素晴らしい1日でした」

「出来上がった音楽は貴重なものとなりました。両バンドの特徴をどうにか融合させながら、新しく、活気に満ちた、本質的なものを作り出した、本当にユニークなものになったのです」

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