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エルトン・ジョンは現在進行中の目の病について語り、新曲をレコーディングしようとしたものの「行き詰まってしまった」と説明している。

今年9月にエルトン・ジョンは夏の間に「深刻な目の感染症」にかかって「片目の視界に限られてしまっている」ことを明かしていた。

「治しているところなんだけど、ものすごくゆっくりとした経過なんだ。病気にかかってしまった視界が戻るには時間がかかるだろうね」とエルトン・ジョンは語っている。

「医師、看護師、家族による素晴らしいチームには感謝しているよ。ここ数週間は本当によく面倒をみてもらったんだ」

「この夏は自宅で静かに療養していたんだけど、これまでの治療と回復の進展に前向きな気持ちになっているよ」

今回、エルトン・ジョンはドキュメンタリー作品『エルトン・ジョン:Never Too Late』について語る『グッド・モーニング・アメリカ』のインタヴューで目の病気の話題にも触れている。

「残念ながら、7月に右目は見えなくなってしまったんだ。南フランスで感染症にかかってしまったんだ」とエルトン・ジョンは語っている。「見えなくなってしまってから、もう4ヶ月になる。左目もいまいちなんだ」

エルトン・ジョンは昨年バーニー・トーピンと完成させたというニュー・アルバムの状況についても尋ねられている。

「大丈夫だという見込みと励ましの声はあるんだけどね」とエルトン・ジョンは応えている。「でも、今は行き詰まっている感じなんだ。というのも、インタヴューなんかには応じられるけど、スタジオでレコーディングしようとすると、分からなくなってしまう。まず歌詞が読めないんだよ」

「率先して、いいものを作ろうとしているよ。それが今は集中していることだね。ただ、こんなことになるなんてついてないね。打ちのめされたよ。何も見えないし、読めない。テレビも観られないんだ」

しかし、エルトン・ジョンは自身のことを「世界で最も幸運な男」と評して、来月ディズニープラスで配信される「ドキュメンタリーを誇りに思っている」とも語っている。

エルトン・ジョンはドキュメンタリーにブランディ・カーライルとの新曲“Never Too Late”も提供している。ドキュメンタリーはパートナーのデヴィッド・ファーニッシュとR・J・カトラーが監督したもので、歴史的なパフォーマンス映像、プライベートな日記からの抜粋、家庭での様子を映したホームビデオ映像などを織り交ぜながら、無名時代から世界で最も愛されるエンターテイナーの一人となるまでのエルトンの歩みを辿るものとなっている。

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