リアム・ペインは解剖の結果、落下による負傷が死因であることが明らかになっている。
リアム・ペインは現地時間10月16日にアルゼンチンのブエノスアイレスにあるカサシュール・パレルモ・ホテルの3階のバルコニーから落下して亡くなっている。『ガーディアン』紙によれば、アルゼンチンの検察当局は多発外傷と内外出血によるもので、頭部の怪我は死に至るほど重傷だったと発表しているという。
落下時は一人だったと見られているリアム・ペインは現地時間17時頃に落下したとのことで、ホテルの宿泊客は『ガーディアン』紙に転落する数時間前から叩きつけるような音や叫び声が聞こえていたと語っている。
ホテルの受付係は「薬物やアルコールの影響下にあると思われる攻撃的な男」について地元の緊急サービスに通報しており、ホテルの支配人は「ホテルの裏で大きな音を聞いた」と語っており、警察は到着時に男性がバルコニーからホテル内部の中庭に転落しているのを発見している。
彼の部屋からはアルコールとドラッグの摂取を示す物質が押収され、警察は中枢神経抑制剤であるクロナゼパム、エナジー・サプリメント、その他の市販薬が「極めて乱雑な状態」で見つかったことを明かしている。
リアム・ペインが落下した中庭からはウイスキーのボトル、ライター、携帯電話が押収されたと『インディペンデント』紙は報じている。ロイターやGMAニュースによれば、リアム・ペインはブエノスアイレスのホテルで3階から転落したとのことで、訃報はブエノスアイレスの地元紙『ラ・ナシオン』によって第一報が報じられている。
リアム・ペインはハリー・スタイルズ、ナイル・ホーラン、ルイ・トムリンソン、ゼイン・マリクと共にワン・ダイレクションに在籍したことで最もよく知られている。ワン・ダイレクションが2016年に無期限の活動休止に入った後はリアム・ペインはソロ・キャリアに乗り出しており、2019年にはアルバム『LP1』をリリースしている。
ハリー・スタイルズの母親はインスタグラムで「まだ子どもだった」と述べており、ゼイン・マリクの姉妹は「信じられません。正直、この悲しい時は言葉がありません。信じられないです」と述べている。
リアム・ペインの家族は以下の声明を発表している。「胸を痛めています。リアム・ペインは私たちの心で生き続けますし、彼のやさしく、愉快で勇敢な魂を忘れることはありません。私たちは家族としてできる限りお互いを支えていきますし、こんな大変な時はプライバシーに御配慮いただければと思います」
ワン・ダイレクションが結成された『Xファクター』もソーシャル・メディアで以下のメッセージを発表している。「彼はものすごく才能に溢れ、ワン・ダイレクションの一員としてリアム・ペインは音楽業界と世界中のファンに消えない功績を残しました」
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