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オジー・オズボーンは結成メンバーであるドラマーのビル・ワードが参加したブラック・サバスとしての最後の公演を行う「チャンスがあったら飛びつく」だろうと改めて語っている。

元々、ビル・ワードは2011年11月に発表されたブラック・サバスの再結成に参加する予定になっていたが、その後、契約面に「納得できない」として再結成への不参加を表明している。代わりにドラマーとしてトミー・クラフェトスが参加する形で、2013年から2014年にかけてブラック・サバス・リユニオン・ツアー、2016年から2017年にかけてジ・エンド・ツアーを行っている。

今回、『マッドハウス・クロニクルズ』に出演したオジー・オズボーンは近い友人のビリー・モリソンに対してブラック・サバスのキャリアについて語っている。インタヴューの終盤、オジー・オズボーンはブラック・サバスの最後のライヴを観ながら、「クールだったと思うんですが、どんな気分でした? 終りを迎えて嬉しかったですか?」と尋ねられている。

オジー・オズボーンは次のように語っている。「ああ。だけど、ビルがいなかったことが悲しいよ。ドラマーのトミー・クラフェトスはいい仕事をしたと思うけど、彼はビル・ワードじゃないからね」

ビリー・モリソンが「ブラック・サバスという伝説の物語」には満足しているかと尋ねると、オジー・オズボーンは次のように答えている。「いや。ブラック・サバスは終わったわけじゃないんだよ。終わっていないんだ」

「他のメンバーがビルともう1回ライヴをやりたいということで、チャンスがあったら飛びつくだろうね。どんなのがクールだと思う? クラブかなんかで発表せずにやったりしてね。クラブで始めるんだ」

今年1月、オジー・オズボーンの妻であるシャロン・オズボーンはオジー・オズボーンがライヴから引退する前に「お別れを告げる2つの公演」を計画していることを明らかにしている。

「ツアーをすることはないけど、お別れを告げる2つの公演をやることを計画しているわ。彼は『ファンにお別れを言ってないから、お別れを言いたい』と思っているの」とシャロン・オズボーンは語っている。

シャロン・オズボーンは次のように続けている。「彼の声は今も間違いなく完璧よ。休んでいる間もずっと歌のレッスンを受けている。彼の音楽を好きじゃなくても、オジーのことは嫌いになれないわ」

シャロン・オズボーンはオジー・オズボーンが故郷であるバーミンガムのヴィラ・パーク・フットボール・スタジアムで最後の2公演を行うことを示唆している。

「オジー・オズボーンの出身地であるアストン・ヴィラの本拠地でやるつもりよ」とシャロン・オズボーンは語っている。

昨年2月、オジー・オズボーンはツアーから引退することを発表して、ヨーロッパ&UK・ツアーの日程をキャンセルしている。しかし、その後もオジー・オズボーンは今後のどこかでステージに戻りたいとも語っている。

オジー・オズボーンはパワー・トリップ・フェスティバルで一夜限りのライヴを行う予定となっていたが、健康上の問題で出演をキャンセルしている。

昨年11月、オジー・オズボーンは長きにわたる医療処置と手術の末に二度とライヴをしない「事実を受け入れなきゃいけない」と語っている。

今年1月、オジー・オズボーンは脊椎の手術を受けた後の健康状態について最新の状況を語り、「ゆっくりと回復している」と述べている。

「今日も医師のところから戻ってきたところなんだけど、血栓がなくなって、すべてが正常になったんだ。首を曲げることもできる。今はバランスを取っているところなんだ」オジー・オズボーンは首の動きの改善について次のように語っている。「ゆっくりと回復しているところだよ。昔ほど若くないから、時間がかかるんだ」

オジー・オズボーンは2019年に転倒したために2003年の四輪バイク事故で身体に入れた金属棒を取り除く事態となっていた。

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