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ジューダス・プリーストのベーシストであるイアン・ヒルは約40年間にわたって「ヘヴィ・メタルは殺されそうになってきた」と語っている。

イアン・ヒルはトルコのイスタンブールでの公演に先立って、YouTubeチャンネル「メタル・オーダ」に出演してインタヴューに答えている。

50年以上前のキャリアの始まりに戻れるとしたら、自分自身にどんなアドバイスをするかと尋ねられたイアン・ヒルは「忍耐と粘り強さ」の重要性について語っている。

最新作『インヴィンシブル・シールド』のタイトルについてイアン・ヒルは次のように語っている。「長年にわたって僕らには多くの批判が寄せられてきた。思うに35年とか40年くらいにわたってヘヴィ・メタルは殺されそうになってきたんだよ。だから、分かってもらえると思うけど、常に体制との闘いみたいなものだったんだ」

イアン・ヒルはジューダス・プリーストがその中を「なんとか生き延びて、切り抜けてきたんだ」と締めくくっている。

先日、ジューダス・プリーストのロブ・ハルフォードは自身が「メタル・ゴッド」と呼ばれていることについての思いを語っている。

『NME』のインタヴューでロブ・ハルフォードは「メタル・ゴッド」というニックネームについて「独り歩きするようになって、そこから真剣に受け止め始めた」と語っている。「それで『メタル・ゴッド』を商標登録したんだ。自分のためだけでなく、バンドやファンにとっても大切なものだからね」

ロブ・ハルフォードは「メタル・ゴッド」と呼ばれることについて「嬉しい」と続けている。「冗談で常に言っているのは『エルヴィスは一人しかいないし、メタル・ゴッドは一人しかいない』ということなんだ」

ロブ・ハルフォードは名声や音楽についての見解でバンドが一致していることへの思いについても語っている。「スポットライトを浴びながら『俺が誰だか分からないのか?』なんて言う人はいない。そんなのは支持されないからね。自分の出自を忘れることはない。私はヘヴィ・メタル・バンドのシンガーで、みんなのことが本当に大好きなんだ。そういうことだよね」

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