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コールドプレイのフロントマンであるクリス・マーティンはBBCラジオ1によるビッグ・ウィークエンドで「歩くのに苦労している」ファンを助けて、サプライズでライヴ会場まで送り届けている。

BBCラジオ1によるビッグ・ウィークエンドは5月24日から26日にわたってルートンのストックウッド・パークで開催されており、コールドプレイは最終日のヘッドライナーを務めている。

ソンドラ・グレンというファンがツイッターで明かしたところによれば、クリス・マーティンは彼女が移動に問題を抱えているのを見て、わざわざメルセデスで彼女を迎えに行ったという。

ソンドラ・グレンはクリス・マーティンとの写真を投稿して、その偶然の出会いについて次のように述べている。「コールドプレイのクリス・マーティンが私が歩くのに苦労しているのを見て、車を停めて、乗せてくれた。花開くような驚きだった」

「こんなことになるなんて信じられない。なんて真っ当な人なの。素敵な話もしたわ」

地元ルートン出身のソンドラ・グレンはBBCのインタヴューでも詳細について語り、変形性関節症と「右腰の不調」を抱えていることを明かしている。その日、ソンドラ・グレンはフェスティバルに向かおうと途中で休憩していたところ、彼女のそばにメルセデスが停まって、クリス・マーティンが彼女を招き入れたという。

「アーティスト・エリアに着くと、彼は私を置いていかず、『ゴルフ・バギーで彼女を目的地までちゃんと連れて行ってくれないか』と言ってくれました」とソンドラ・グレンは振り返っている。「彼は障害のことを分かってくれて、やさしい人でした。彼は親切な行いをしてくれて、ずっと忘れることはないでしょう。彼はルートンにクールさを取り戻してくれた。ありがとうございます」

この日の公演でコールドプレイは地元ルートンのサッカー・クラブであるルートン・タウンFCのカラーに合わせて、“Yellow”の歌詞を“Orange”に変更するのではないかと期待されていたが、コールドプレイは“Yellow”をそのまま披露して、ルートン・タウンFCのために書いた曲“Orange”を披露している。

観客が撮影した“Orange”の模様はこちらから。

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