Photo: GETTY

リアム・ギャラガーは『ディフィニトリー・メイビー』30周年記念ツアーが予定されているマンチェスターのコープ・ライヴ・アリーナが間に合わなければ、スーパーマーケットのリドルでライヴを行うと冗談を飛ばしている。

マンチェスターのコープ・ライヴ・アリーナは会場のこけら落としに当たって問題が多発しており、5月1日に予定されていたエイ・ブギー・ウィット・ダ・フーディの公演も開場の10分前に「会場に関する技術的な問題」で中止されている。この中止はサウンドチェック中に会場内でエアコンの一部が落下したことが原因であることが明らかになっている。

この日、コープ・ライヴ・アリーナは5月3日・4日に予定されていたオリヴィア・ロドリゴの公演も延期されることを発表しており、オリヴィア・ロドリゴは「落胆」の思いを表明している。

リアム・ギャラガーは6月15日・16日、6月27日・28日にコープ・ライヴ・アリーナで公演を行う予定となっているが、ツアーの時までに会場が間に合わなければどうするかとファンに訊かれて、リアム・ギャラガーは冗談で次のように述べている。「リドルでライヴだな」

同じくスーパーマーケット系列であるテスコでライヴをすることもあるかと訊かれると、リアム・ギャラガーは次のように答えている。「テスコはクソだ。最低だね」

スーパーマーケットのリドルはこうしたリアム・ギャラガーの発言を受けて、スーパーマーケットにちなんだダジャレによるセットリストもツイートしている。

『ディフィニトリー・メイビー』30周年記念ツアーは14公演に及ぶもので、6月1日のシェフィールド公演から始まり、カーディフ公演を経て、ロンドンで4公演を行い、地元マンチェスターでは4公演が行われ、グラスゴーとダブリンでは2公演ずつが開催される。

このツアーでは“Live Forever”、“Supersonic”、“Cigarettes & Alcohol”といった『ディフィニトリー・メイビー』の全曲と当時のBサイドを演奏することが発表されているが、歌うのが最も楽しみな曲について訊かれると、リアム・ギャラガーは先日“I Will Believe”を挙げている。

エティハド・スタジアムの向かい側に位置する23500人収容のコープ・ライヴ・アリーナは先月オープンする予定だったが、様々な問題に見舞われている。リック・アストリーが出演したテスト公演が一部のチケットがキャンセルされて、収容人数を11000人まで減らして公演が行われたのを除けば、予定通りの日程で無事公演は行われていない。

先週、コープ・ライヴ・アリーナのトップだったゲイリー・ローデンは問題の多発を受けて辞任したことが発表されている。

ドキュメンタリー『ザ・ビートルズ: Let It Be』をディズニープラスで見る 広告

Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ