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ジョニー・マーは新たなインタヴューでザ・ローリング・ストーンズのギタリストであるキース・リチャーズについて「完全に独自のギター・スタイルとジャンル」を発明してみせたと賛辞を寄せている。

キース・リチャーズは12月18日に80歳を迎えるが、それと18年ぶりのオリジナル・アルバム『ハックニー・ダイアモンズ』のリリースを記念して『アンカット』誌ではキース・リチャーズの表紙巻頭特集が組まれている。

ジョニー・マーはキース・リチャーズについての思いを同誌で語っている。「キースは子どもの頃の自分にとってまったくもってヒーローだった。彼のギター・プレイが好きなんだ。自分も自分なりのザ・ローリング・ストーンズにいるような感覚だった。とても興味を惹く独特なフロントマンがいて、自分は裏方でありながら、バンドのエンジンでもあるキース・リチャーズの哲学を引き継ぐことで音楽だけを担当することができた。彼は自暴自棄になることはなく、愛する音楽から何かを見つけ出すという使命を行っているようだった」

「“Gimme Shelter”にはレコードに残された中では最高のギター・ソロがある。全部で6音くらいしかないと思うんだけど、ピュアなフィーリングで演奏されていて、完全に曲に合っているんだ。キースは完全に独自のギター・スタイルとジャンルを発明したんだよ。すごいことだよね。サウンドを発明しただけでなく、ギターとしてのスタイルを作ったんだよ。ロバート・ジョンソンやヒューバート・サムリン以来のクールなスタイルなんじゃないかな。不必要な理論付けや意味のないテクニックは排除して、核心に迫っているんだ」

ジョニー・マーはキース・リチャーズのドラッグ癖についても触れている。「かつての彼にまつわるジャンキーの殉教者という戯言に流されるのはとても簡単だけど、何度かキースには会ったことがあるんだけど、核心に迫って彼の本性を知ると、彼は自分の生き方を指図されたくないだけなんだ」

先日、ザ・ローリング・ストーンズは最新作『ハックニー・ダイアモンズ』を引っ提げた北米ツアーに3公演を追加している。

多くの需要があることから、5月26日のイースト・ラザフォード公演、6月30日のシカゴ公演、7月13日のロサンゼルス公演が追加されている。

AARPがスポンサーを務める「ストーンズ・ツアー ’24 ハックニー・ダイアモンズ」は、2024年4月28日にテキサス州ヒューストンのNRGスタジアムでスタートし、ラスベガス、グレンデール、イースト・ラザフォード、シアトル、フォックスボロ、オーランド、アトランタ、フィラデルフィア、クリーブランド、デンバー、シカゴ、バンクーバー、ロサンゼルス、サンタクララで開催される。

また、ザ・ローリング・ストーンズは5月2日に今年のニューオーリンズ・ジャズ&ヘリテージ・フェスティバルに特別出演することも併せて発表されている。

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