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ザ・ローリング・ストーンズのキース・リチャーズが、レッド・ツェッペリンは「空っぽだった」とし、一方でロジャー・ダルトリー率いるザ・フーは「見た目だけ」と発言している。

キース・リチャーズは今年に入ってから、ザ・ビートルズの『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』を「駄作」とコメントしており、他のロックンロールの大物バンドについて訊かれた際、自分たちと同じような大物バンドはほとんど好きではないことを認めた。

「(ギタリストの)ジミー・ペイジは大好きだが、バンドとしては好きじゃない。ジョン・ボーナムが高速道路を18輪の暴走トラックですごい音を立てて走ってるみたいだからな」とレッド・ツェッペリンに関して米『ローリング・ストーン』誌に語っている。「ジミー・ペイジは市場を独占したよな。素晴らしいギタリストだ。でも、俺はいつも、何かちょっと空っぽな印象を受けるんだよ、分かるかな?」

ザ・フーの話に移ると、キース・リチャーズは、ヴォーカルのロジャー・ダルトリーは「見た目だけ」の存在で、ドラマーのキース・ムーンは他人と演奏することに関しては「ダメなやつ」だったと発言している。

「キース・ムーンは世界中で他の誰よりもピートと上手く演奏できた。でも、もしあいつが他のやつとのセッションに放り込まれたら、酷いもんだっただろう。それは全然悪いことじゃないんだ、一本しか筆がなくても、すごいことができるんだよ」

キース・リチャーズの多くのバンドに対する見解は、次の発言にまとめられるかもしれない。自身の新しいソロ・アルバム『クロスアイド・ハート』について聞かれたキース・リチャーズはインタヴューを次のように締めくくっている。「俺は昔から、あんまり他のイギリスのロックンロールバンドに興味がなかったんだよな、実は。というか、全然興味がなかったんだ」

一方で、キース・リチャーズは最近、ザ・ローリング・ストーンズが来年新しいスタジオアルバムを制作し始めるかもしれないと語っている。

『エンターテイメント・ウィークリー』のインタヴューで、キース・リチャーズは、ツアーの日程を終えたら、できるだけ早くバンド・メンバーとレコーディング・スタジオに入りたいと語っている。「ストーンズでスタジオに入ろうとしているところなんだ。だけど、今年については、正直に言ってどうなるか分からないけどね」

さらにキース・リチャーズはこう続けている。「(来年の)2月と3月で南アフリカの公演を終えたら、4月にはスタジオに入りたいんだ。だけど、他の連中のことも分かってるからね。やつらはツアーを終えたら、なんにもやりたくないだろうな」

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