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R.E.M.のマイケル・スタイプは過去12ヶ月の間に創作活動が何度も遅れたにもかかわらず、現在もデビュー・アルバムの制作を続けていることを明らかにしている。

『ニューヨーク・タイムズ』紙の新たなインタヴューでマイケル・スタイプは家族の緊急事態や引っ越し、新型コロナウイルスといった個人的事情で遅れているものの、以前言及したソロ・アルバムに今も取り組んでいることを明かしている。

マイケル・スタイプはソングライターとしてのスランプがあったものの、母親と会ったことで今は作品を届けるプレッシャーを感じていると語っている。「今は締切をもうけているんだ。10年間、アルバムに取り組み続けて、不安に負けてしまうなんてこともあるかもしれないからね」

「曲が完成したとは言えるよ」とマイケル・スタイプは続けている。「神に誓って、作品を出す前に仕上げてみせるよ。どうかな? 作品を締めくくるところなんだよ。曲は完成させたんだ」

昨年12月、マイケル・スタイプはソロ・デビュー・アルバムに取り組んでいることを明かして、「来年にはまとまるはずだ」と語っていた。

「ソロ・アルバムに取り組んでいるんだ。初のソロ作だよ。様々なミュージシャンとコラボレーションしているんだ。思い通りにできれば、まあ費用を僕が負担しているから、そうなると思うんだけど、それぞれの曲はまったく違うものになるんだ」

「今はマネージメントもいない。レーベルもない。大人になってから、自分以外の誰とも契約していないのは初めてなんだ。だから、やりたいようにできる。それぞれの曲の映像も作る予定だよ。来年にはまとまるはずだ。ゆっくりと作っていきたいと思う」

マイケル・スタイプは今回のインタヴューでテイラー・スウィフト、ジャック・アントノフ、マット・ヒーリーとスタジオを共有していたことも明かしている。どのアーティストも同時期にニューヨークのエレクトリック・レディー・スタジオで作業していたとのことで、マイケル・スタイプは“I’m the Charge”という曲に取り組んでいたという。

マイケル・スタイプはR.E.M.の解散後、2019年に“Your Capricious Soul”、2020年に“Drive to the Ocean”というシングルをリリースしている。また、マイケル・スタイプはフィッシャースプーナーの2018年発表のアルバム『サー』を共同プロデュースしている。

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