ザ・ローリング・ストーンズのフロントマンであるミック・ジャガーはバンドが既に次回作に取り組んでいることを明かしている。
ザ・ローリング・ストーンズは9月6日に通算24作目となるニュー・アルバム『ハックニー・ダイアモンズ』をリリースすることを発表して、ファースト・シングル“Angry”が公開されている。新作はオリジナル・アルバムとしては2005年発表の『ア・ビガー・バン』以来、18年ぶりとなっている。
『ニューヨーク・タイムズ』紙のインタヴューでザ・ローリング・ストーンズは今回のアルバムがどのような形で新章となるのかについて語っている。「チャーリー・ワッツが去って、スティーヴ・ジョーダンと新たに足跡を残す必要があると思ったんだ」とキース・リチャーズは語っている。
ミック・ジャガーは『ハックニー・ダイアモンズ』が「ザ・ローリング・ストーンズにとって最後のアルバム」になるとは思わないとして、次回作に取り組んでいることを明かしている。「次のアルバムもほぼ4分の3は出来上がっているんだ」
また、ザ・ローリング・ストーンズはポール・マッカートニー、レディー・ガガ、エルトン・ジョン、スティーヴィー・ワンダーらが参加する新作『ハックニー・ダイアモンズ』のトラックリストを発表している。
チャーリー・ワッツはアルバムに連続で収録される“Mess It Up”と“Live By The Sword”に参加していることが明らかになっている。“Live By The Sword”についてはオリジナル・ベーシストであるビル・ワイマンも参加している。
エルトン・ジョンも“Live By The Sword”に参加しており、ピアノを担当している。エルトン・ジョンは2曲目に収録される“Get Close”にも参加している。
レディー・ガガは最後から2曲目の“Sweet Sounds Of Heaven”にヴォーカルで参加しており、この曲ではスティーヴィー・ワンダーがキーボードとピアノを堪能している。
ポール・マッカートニーは“Bite My Head Off”という曲でベースを担当している。
10月20日にリリースされる『ハックニー・ダイアモンズ』はロサンゼルスのヘンソン・レコーディング・スタジオ、ロンドンのメトロポリス・スタジオ、バハマのナッソーにあるサンクチュアリ・スタジオ、ニューヨークのエレクトリック・レディ・スタジオ、同じくニューヨークのザ・ヒット・ファクトリー/ジャマーノ・スタジオでレコーディングされている。
「偉そうなことは言いたくないが、このアルバムを俺たちが本当に気に入っていなかったら、リリースすることはなかっただろう」とミック・ジャガーは記者会見で語っている。「自分たちが本当に気に入るようなレコードを作りたいと言っていたんだ」
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