ザ・ローリング・ストーンズはニュー・アルバム『ハックニー・ダイアモンズ』に収録の2曲にチャーリー・ワッツが参加していることが明らかになっている。
ザ・ローリング・ストーンズのメンバーは『ザ・トゥナイト・ショウ』のジミー・ファロンを司会に迎えて新作について語っており、リード・シングル“Angry”をミュージック・ビデオと共に公開している。
ハックニー・エンパイアで開催された記者会見でミック・ジャガー、キース・リチャーズ、ロニー・ウッドは長年のドラマーであるチャーリー・ワッツが亡くなったことによる変化について説明している。
「チャーリーが亡くなってから、もちろん変わってしまったよ。彼はナンバー4だったからね。彼の奥さんがそこの上にいるんだけどさ。もちろん、彼のことは惜しまれるよ。すごくね」とキース・リチャーズは語り、次のように続けている。「でも、チャーリー・ワッツのおかげで、スティーヴ・ジョーダンがいる形になったんだ。彼に何かがあった時のためにチャーリーが推薦してくれたんだよ。『スティーヴ・ジョーダンが適任だ』ってね」
「ずっと前のことだけどね。それに彼は俺たちの友人でもあった。スティーヴとは仕事をしたこともあったから、自然な流れだったんだよ」とキース・リチャーズは続けている。「チャーリーの後ろ盾がなかったら、もっときつかっただろうね」
新作にチャーリー・ワッツが参加しているのかをジミー・ファロンに訊かれると、ミック・ジャガーは収録曲の多くが2022年の年末に書かれたものの、収録曲のうち2曲は2019年にレコーディングされ、チャーリー・ワッツが参加していることを明かしている。
「12曲が収録されるんだけど、大半はスティーヴ・ジョーダンなんだ。でも、2曲は2019年にチャーリー・ワッツとレコーディングしたものなんだ。チャーリー・ワッツとレコーディングした2曲を使うことにしたんだよ」
ロニー・ウッドはその2曲がアルバムに連続で収録される“Live By The Sword”と“Mess It Up”であることを明かしている。
また、そのうちの1曲は元メンバーであるビル・ワイマンが参加して、「オリジナルのザ・ローリング・ストーンズのリズム・セクション」が復活しているとされている。
新作『ハックニー・ダイアモンズ』はロサンゼルスのヘンソン・レコーディング・スタジオ、ロンドンのメトロポリス・スタジオ、バハマのナッソーにあるサンクチュアリ・スタジオ、ニューヨークのエレクトリック・レディ・スタジオ、同じくニューヨークのザ・ヒット・ファクトリー/ジャマーノ・スタジオでレコーディングされている。
10月20日にリリースされる新作からはシドニー・スウィーニーが主演した“Angry”のミュージック・ビデオも公開されている。
ザ・ローリング・ストーンズの新作に関する第一報は先月ロンドンの地元紙に出されたガラス修理・交換の専門業者」の広告で発表されており、その後、拡張現実の動画やウェブサイトも公開されていた。
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