ローリング・ストーンズのキース・リチャーズ、トム・ウェイツともう一度仕事をしたいと語る

Photo: GETTY

ザ・ローリング・ストーンズのギタリストであるキース・リチャーズは新たなインタヴューでトム・ウェイツともう一度仕事をしたいと語っている。

キース・リチャーズとトム・ウェイツは最初のコラボレーションとなった1985年発表の『レイン・ドッグス』以来、何度から共作を行ってきている。

キース・リチャーズは『アンカット』誌のインタヴューで次のように語っている。「トム・ウェイツとは何の苦労も要らないんだ。何かをする必要なんてない。一緒にいれば、やっているんだよ」

「曲を一緒に書く時もあれば、ディナーを食べることもある。自然発生的な感じで、すごく楽しいんだよ」

「彼と仕事をするのは好きだから、いつでもまたやりたいよ。トム」

キース・リチャーズはトム・ウェイツが一緒に共作をしたのは妻のキャスリーン・ブレナン以外では自身だけだということに「すごく恐縮した」と語っている。

「キャスリーン・ブレナンは彼のやっていることでも非常に重要な部分を担っているんだ。強い結びつきだよね。彼はこれまでキャスリーンとしか書いたことがないと思う。あとは俺だね。その事実を知って、すごく恐縮したよ。割って入ることのできない2人だよ」

「彼女は隠れた天才なんだ。2人でそんなことができるなんて素晴らしいことだよ」

「他に結婚した夫婦でそんなことをしたのはエヴァリー・ブラザーズの素晴らしい曲を書いたフェリス＆ブーデロウ・ブライアントの夫妻だね。トム・ウェイツとキャスリーン・ブレナンを見ていると、彼らのことを思い出すね。その意味で彼らのやっていることはすごくトラディショナルなことなんだよ」

キース・リチャーズはトム・ウェイツにライヴをやってもらいたいとも語っている。

「彼は素晴らしいパフォーマーなんだ。どこからともなくトリックを出してきて、影や動きというものが彼にはあるんだ。ライヴ活動もやってもらいたいね」

「彼がちょっと警戒するのは分かるけど、多くの人が観たいと思っているだろうからね。でもまあ、同時に言えるのは、やりたい時しかできないものなんだけどさ」

先日、ザ・ローリング・ストーンズのミック・ジャガーとキース・リチャーズは地元のダートフォードで彫像が公開されている。

彫像はザ・ローリング・ストーンズのファンで、これまでフローレンス・ナイチンゲールやスターリング・モスといった歴史的人物の像を手掛けてきたエイミー・グッドマンがデザインと制作を担当している。エイミー・グッドマンはグルカ兵の彫像も手掛けている。

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