ザ・ビートルズのジョージ・ハリスンの母親がファンの絶叫に「うんざりしてしまった」ことを示す手紙がオークションに出品される。
ジョージ・ハリスンの母親であるルイーズ・ハリスンは1963年にマンチェスターでザ・ビートルズのコンサートを観ており、その感想を手紙で伝えている。
「良識のある人なら、座席に立って叫び、ステージから何ひとつ聴こえないもののために、お金を払ってチケットの列に並ぶ人はいないでしょう」とルイーズ・ハリスンは手紙に記している。
この手紙はザ・ビートルズのファンであるジャネット・グレイが受け取ったもので、他の24通の手紙と共にオークションに出品される。
ジョージ・ハリスンの最初のギターとレッスン代を負担した母親のルイーズ・ハリスンは世界各地のザ・ビートルズ・ファンと手紙のやりとりをしていた。
ザ・ビートルズが世界的な名声を獲得していた1963年から1966年の間、ティーンエイジャーだったジャネット・グレイは定期的にルイーズ・ハリスンと文通していたという。
8月26日にリヴァプール・ビートルズ・メモラビリア・オークションでオークションに出される手紙の一つでルイーズ・ハリスンは次のように記している。「いわゆるファンが叫びだすのにはうんざりしてしまったわ」
彼女は次のように続けている。「自分が女性であることが恥ずかしくなってしまった」
手紙は100ポンドから150ポンドの値段を付けると予想されている。
ルイーズ・ハリスンはジャネット・グレイに助言も与えている。「たとえ意見が合わなくても、あなたの母親は親友であることを覚えているようにしてもらえればと思っています」
「ありがたいことに私たちは4人の子どもたち全員と仲良くしているし、彼らもお互いに仲がいいです」
ジョージ・ハリスンについては2002年に開催された追悼コンサート『コンサート・フォー・ジョージ』が7月28日より日本で初めて劇場公開されている。
エリック・クラプトンとジョージ・ハリスンの妻であるオリヴィア・ハリスンが主催したコンサートは2001年11月29日に享年58歳で世を去ったジョージ・ハリスンの音楽と人生を称えるもので、ポール・マッカートニー、リンゴ・スター、トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズ、ジェフ・リン、ジュールズ・ホランド、ビリー・プレストン、ラヴィシャンカールと娘のアヌーシュカ・シャカール、モンティ・パイソンのメンバーなどの豪華アーティストが共演を果たしている。
上映の詳細は以下の通り。
作品名: 『コンサート・フォー・ジョージ』
上映時間: 約102分
監督:デヴィッド・リーランド
製作:レイ・クーパー、オリヴィア・ハリスン、ジョン・ケイメン
製作総指揮:オリヴィア・ハリスン、ブライアン・ロイランス
音楽監督:エリック・クラプトン
コンサート・オーディオ・プロデュース:ジェフ・リン
撮影監督:クリス・メンゲス
編集:クレア・ファーガソン
出演:エリック・クラプトン、ポール・マッカートニー、トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズ、ジェフ・リン、リンゴ・スター、ジョー・ブラウン、サム・ブラウン、ジュールズ・ホランド、ビリー・プレストン、レイ・クーパー、アヌーシュカ・シャンカール、ラヴィ・シャンカール、モンティ・パイソン with トム・ハンクス
制作年:2022年/制作国:アメリカ
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7月28日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほかにて公開
更なる詳細は以下のサイトで御確認ください。
https://www.culture-ville.jp/concertforgeorge
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