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モトリー・クルーのベーシストであるニッキー・シックスはギタリストのミック・マーズがツアーから引退して、ジョン5が後任を務めることになった判断について語っている。

昨年10月、ギタリストのミック・マーズは変性疾患を理由にツアーから引退することを発表している。その後、後任のギタリストはジョン5が務めることが発表され、ミック・マーズは「一方的に」離脱させられたと主張して、利益の配分についてバンドに訴訟を起こしている。

今回、『ギター・ワールド』誌のインタヴューでニッキー・シックスはミック・マーズがツアーから引退したことについて語っている。

「ミック・マーズがツアーをできなくなって、バンドを辞めることになるなんて思ってもみなかった」とニッキー・シックスは説明している。「大規模なツアーの途中、途中でもなかったけど、僕らは自問しなければならなかった。『ファンをがっかりさせたいのか? ライヴ・ネイションをがっかりさせたいのか? デフ・レパードをがっかりさせたいのか? オリジナル・メンバーがツアーをできないから、自分たちまで落胆させたいのか?』と問いかけなければならなかった。どうするべきか、すごく深く考えたよ」

ニッキー・シックスはミック・マーズの後任としてジョン5は自然な選択だったと続けている。「メンバーの全員と知り合いだし、友人として彼とは曲を書く関係性だったし、『ザ・ダート:モトリー・クルー自伝』のサウンドトラックの曲もバンドと一緒にスタジオで書いた。だから、望んでなかったひどい状況になった時に考えるまでもない感じだった。明白だったね。その人がいるとしたら、ジョン5だった。自分たちで選んだわけじゃなく、でも、このようなことになって、今の状況には満足しているよ」

モトリー・クルーは1983年発表のセカンド・アルバム『シャウト・アット・ザ・デヴィル』の40周年記念商品『イヤー・オブ・ザ・デヴィル』が10月27日にリリースされることが決定している。40周年記念盤は限定盤スーパー・デラックス・ボックスセット、限定盤ピクチャー・ディスク、カラーLP、限定盤LPレプリカCD、限定盤3DジャケットCD、そしてストリーミング/ダウンロードでリリースされることが決定している。

モトリー・クルーとデフ・レパードはWヘッドライナーによる来日公演が11月に行われることも決定している。

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