ビヨンセは自身の音楽に合わせて踊っていたプロのダンサーが刺された事件を受けて、追悼の意を表している。
事件は7月29日に起こっており、『インディペンデント』紙によれば、ブルックリンのコニーアイランド地区にあるモービルのガソリンスタンドに友人たちと立ち寄って、ガソリンを満タンにしようとしていたオシェイ・シブリーが襲われることになったという。待っている間、オシェイ・シブリーはビヨンセの最新作『ルネッサンス』に合わせてヴォーギングしていた。
男性の一団がオシェイ・シブリーらに近づいていき、ヴォーギングを止めるように言ったところ、午後11時頃に2つのグループの間で乱闘が起こったとされている。『ニューヨーク・ポスト』紙は監視カメラの映像を入手している。
訃報を受けて、ビヨンセは自身の公式サイトにオシェイ・シブリーに対する追悼の言葉を掲載している。
Beyoncé honors dancer who was fatally stabbed in a homophobic attack after voguing to a song of hers:
“REST IN POWER O’SHEA SIBLEY” pic.twitter.com/MZEdF8EAMq
— Pop Crave (@PopCrave) August 1, 2023
オシェイ・シブリーは現代ダンス・カンパニー「エイリー・エクステンション」の一員で、リンカーン・センターで公演を行っていた。
エイリー・エクステンションは以下の声明を発表している。「オシェイの命が無意味な暴力によって奪われたことに衝撃を受け、心を痛めています。家族や愛する人々に心からお悔やみ申し上げます」
オシェイ・シブリーの父親であるジェイク・ケリーは葬儀の費用を募るためにゴーファンドミーのページを立ち上げている。
逮捕者はまだ出ていないが、警察はこの刺殺事件をヘイト・クライムの可能性があるとみて捜査している。ニューヨーク市警は情報を持っている人に犯罪防止ホットラインに連絡するように呼びかけている。
一方、トリー・ケリーは先日入院した際にビヨンセから花が贈られてきたことを明かしている。
現地時間7月23日、トリー・ケリーはロサンゼルスのダウンタウンに友人と夕食をしていた際に倒れて、病院に搬送されている。彼女は倒れる前に心拍数が上昇していたという。
トリー・ケリーは集中治療室の資料の結果、肺と脚に血栓があることが判明している。
トリー・ケリーはインスタグラムで次のように述べている。「こんにちは。みなさんが元気であればと思っています。ビヨンセが自宅に花を贈ってくれました。家には誰もいなかったので、木の下に花は置かれていました」
また、ビヨンセは先週ニュージャージー州で行われた『ルネッサンス』のワールド・ツアーの公演でマドンナに感謝の思いを伝えている。
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