Photo: Julian Buchan

レーベルのPCミュージックは2023年以降、新曲をリリースするのを止めることを発表している。

A.G.クックによって2013年に設立されたPCミュージックは10周年と共に新たなプロジェクトに取り組むことを停止すると発表している。

声明でA.G.クックは次のように述べている。「10年間の活動を経て、2023年はPCミュージックにとって新規のリリースを行う最後の年になります」

「その後はレーベルは過去のプロジェクトやスペシャルな再発に専念します。まもなくいくつかの新しいアルバムやシングルを公開していきます」

「差し当たって過去・現在・未来から10分の音源を10曲公開します。パーソナル・コンピューター・ミュージックよ、永遠に」

今回の発表と共に100分のプレイリストが公開されている。

10年間の活動の中でPCミュージックはハンナ・ダイアモンドやダニー・L・ハールらの作品をリリースしており、所属アーティストはチャーリーXCX、ソフィー、キャロライン・ポラチェックらとコラボレーションを行っている。

昨年、PCミュージックはチャーリーXCX、キャロライン・ポラチェック、クレイロらが参加したコンピレーション『vol.3』をリリースしている。同年、PCミュージックは新たに営業を再開したKOKOでレーベルのショーケースも開催していた。

2020年にはクリスマス・アルバム『ポップ・キャロルズ・ソングブック』をリリースしており、A.G.クック、ハンナ・ダイアモンド、バノフィー、アーロン・カルティエらが参加している。本作の収益はUKで飢餓問題に取り組むトラッセル・トラストに寄付されている。

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