Photo: GETTY

行方不明になっている潜水艇「タイタン」に乗っているヘイミッシュ・ハーディングの連れ子であるブライアン・サスは失踪後、ブリンク182のライヴを訪れていたことが話題になっている。

ブライアン・サスはブリンク182のサンディエゴ公演の会場外で撮影した写真をフェイスブックに投稿して、次のように述べている。「ここにいることは不愉快かもしれないけど、僕の家族はブリンク182のライヴに参加することを望んでいたんだ。僕のお気に入りのバンドだし、音楽は困難な時も助けになってくれるからね」この投稿はその後削除されたが、『ポップ・クレイヴ』はスクリーンショットをツイートしている。

ブライアン・サスはその後、母親からの要請で「プライバシーのために」投稿を削除したと述べており、次のように続けている。「義父のヘイミッシュが潜水艇で行方不明になっている。救助作業が成功するように思いと祈りを捧げている」

ヘイミッシュ・ハーディングと他4名を乗せた潜水艇は6月19日から行方不明になっている。彼らはタイタニックの残骸を海底深くで見学するツアーの旅行客として潜水艇「タイタン」に乗っていた。アメリカの沿岸警備隊は船の酸素供給装置に損傷がなく、日本時間6月22日19時まで酸素が供給されることを確認している。

ヘイミッシュ・ハーディングはこれまでも数々の冒険をしてきたことで知られ、南極を二度訪れたほか、ジェフ・ベゾスによる「ブルー・オリジン」の有人飛行で宇宙も訪れている。2021年にはマリアナ海溝最深部の潜水時間の最長記録も達成している。インドのメディア『ザ・ウィーク』に対してヘイミッシュ・ハーディングはこうした試みのリスクを認識しているとして「何か問題が起きたら、戻ってこられないだろう」と述べていた。

ドキュメンタリー『ボン・ジョヴィ:Thank You, Goodnight』をディズニープラスで見る 広告

Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ