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ケイト・ブッシュが、今月始めに亡くなったデヴィッド・ボウイを偲ぶコメントを発表している。

デヴィッド・ボウイは、自身の69歳の誕生日で最後のスタジオアルバム『★(ブラックスター)』の発売日から2日後の1月10日に亡くなっている。亡くなる前の18ヶ月の間、ガンのため闘病生活を送っていた。

ケイト・ブッシュは、『ガーディアン』紙にデヴィッド・ボウイについて、「すべてを持ち合わせた」唯一の才能だった人だと語っている。

「彼は知的で、想像力にあふれ、勇敢で、カリスマ性があり、カッコよく、セクシーで、ビジュアルでも音楽でも非常に刺激的な人だった。彼は驚くほど素晴らしい作品を創作し、どれも本当に素晴らしかった。今も素晴らしいアーティストがいて、素晴らしい作品を作っているけれど、彼ほどの功績を残した人がいるかしら? そんな人はいないわ」と語っている。

「そして今、イギリス中が悲嘆にくれ、ショックを受け、喪に服しているのをみて感銘を受けているわ。ショックよね。なぜなら永遠に不滅だと思っていた人が死んでしまったから。彼はみんなのものだった。あんな素晴らしいエキセントリックなイギリス人は彼しかいないから」

「彼の美しい魂が今どんな旅を送っているにせよ、私たちがこんなにも彼を惜しんでいるのを感じてほしいわ」

一方で、デヴィッド・ボウイは、週半ばの発表でイギリスのアルバムチャートにおいて、2週連続で1位を獲得する見込みとなっている。

デヴィッド・ボウイの死後、『★(ブラックスター)』は、1月15日付にて首位の座を獲得し、オフィシャル・チャート・カンパニーによると、アルバム・セールスは現在、後につけているアデルの『25』に対して2万8000枚以上の差をつけているという。

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