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リアム・ギャラガーはAIを使って作られたオアシスを想定した音源について言及している。

『AISIS』と名付けられた8曲が収録されたアルバムはインディ・バンドのブリーザーによって制作されたオリジナル曲で、彼らが作ったトラックにAIによるリアム・ギャラガーの声を乗せたものとなっている。

公開されてから1週間も経たない内に音源は16万回以上再生されており、オンラインでは議論を呼ぶ形となっている。

そして驚くことにリアム・ギャラガーも好意的な反応を示しており、多くのリリースよりも「いい」ものができているとしてインディ・バンドに賛辞を寄せている。

ファンから「『AISIS』のアルバムは聴きましたか?」と尋ねられると、リアム・ギャラガーは部分的にしか聴いていないけど、感銘を受けたと応じている。

「アルバムは聴いてないけど、曲は聴いたよ」と彼はツイートしている。「他のくだらない奴らよりはいいよな」

このプロジェクトは「代替現実のコンセプト・アルバム」と評されており、ブリーザーのメンバーはオアシスの再結成を待つのにうんざりして、このアイディアを思いついたと説明している。「オアシスの再結成を待つのはうんざりだ。それで、@JekSpekの影響を受けてAIによるリアム・ギャラガーに参加して、手助けしてもらったんだ」とYouTubeの概要欄には記されている。

実際のオアシスの再結成については、2009年の解散以降、リアム・ギャラガーとノエル・ギャラガーは会話を交わしていないのにもかかわらず、度々噂されてきた。

先日、リアム・ギャラガーはノエル・ギャラガーが「オアシスというブランドに多大な損害を与えた」と主張している。

リアム・ギャラガーはノエル・ギャラガーが先日行ったフランスのラジオ局『フランス・アンテル』のインタヴューに反応したようで、ノエル・ギャラガーは「あいつも俺のところの人間に連絡させればいいのにな」と語っている。「電話番号は知っているんだからね。マネージャーの番号を知っているんだ。電話してこいよ。でも、電話してこないだろうな」

このインタヴューを受けてリアム・ギャラガーは次のようにツイートしている。「まさにポテトの奴はオアシスというバンド/ブランドに多大な損害を与えてきたんだ。あいつは俺だけじゃなく、俺たちをここまでにしてくれたファンであるみんなにもたくさんの埋め合わせをしなきゃならないよな」

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