GETTY

Photo: GETTY

アーケイド・ファイアは、亡くなったデヴィッド・ボウイを讃えるためにストリート・パレードを行うことを発表している。

デヴィッド・ボウイは1月10日、18ヶ月に及ぶガンとの闘病生活の末に享年69歳で亡くなっている。

アーケイド・ファイアは2005年にニューヨークで行われたイベント、ファッション・ロックスにてデヴィッド・ボウイと共演し、後の2013年にリリースしたアルバム『リフレクター』でもコラボレーションを果たしている。『リフレクター』では、タイトル曲でデヴィッド・ボウイの声を聴くことができる。ファッション・ロックスでの演奏はシングル盤としてリリースされており、売上金はニューオーリンズでのハリケーン「カトリーナ」の犠牲者に対するチャリティーに使われている。

今回、アーケイド・ファイアは1月16日にニューオーリンズのストリートでパレードを主催すると発表している。ファンには、最高のボウイの格好や、より奇妙な格好をしてきてほしいとしている。

デヴィッド・ボウイの対する声明文の中で、アーケイド・ファイアは以下のように語っている。「デヴィッド・ボウイは僕たちの最初の応援者、そして支持者の1人だった。バンドが生き延びていけるような世界を創ってくれただけでなく、彼の優しさやあたたかさをもって僕たちをその世界に受け入れてくれたんだ。デヴィッド・ボウイと共有した時間は死ぬまで忘れないよ。彼と話したり、一緒に演奏したり、コラボレーションした経験は、僕たちの人生の中でも1番奥が深くて忘れがたい時間だね」

「亡くなってもなお真のアーティストであり、彼のおかげでこの世界はより明るく、そしてより神秘的になったんだ。僕たちは、彼が創り上げた世界へ祈りの言葉を叫び続けるよ」

2005年のファッション・ロックスでのコラボレーションの様子はこちらから。

一方、デヴィッド・ボウイの遺族は、先日の彼の死を受けてファンから寄せられる「愛とサポート」に対し、「圧倒されるとともに深く感謝している」と述べ、感謝の意を示している。

今回フェイスブック上のデヴィッド・ボウイ公式ページに投稿されたメッセージには、次のように書かれている。「ありがとう。デヴィッド・ボウイの家族は先日、彼らの愛する夫であり、父であり、友であるデヴィッド・ボウイの死を悼み、プライヴェートな葬儀を行いました」

「この最も辛い時期に際し、再度、プライヴァシーに配慮いただきたいと考えています。我々は、世界中から示される愛とサポートに圧倒されるとともに、深く感謝しています」

広告 ザ・ビートルズの新作ドキュメンタリー『ビートルズ ’64』がディズニープラスで11月29日(金)より独占配信!

Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ